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三共精機 人材採用支援サービスを開始
外国人留学生やエンジニアなど
機械工具商社の三共精機(京都市南区、075・681・5711)は、製造業の経営サポートを行うため、人材採用支援サービスを開始した。昨今、製造業は慢性的な人手不足を抱えており、現場の即戦力や海外へ販路拡大を図る目的で、外国人採用を求める声が増加。そこで、外国人の即戦力エンジニアや留学生を仲介する採用支援サービスを立ち上げ、人材マッチング企業と連携し、製造業を中心に幅広い企業へサービスを展開している。
同社は『ものづくりの課題解決』をテーマに、工作機械や切削工具、測定機など現場改善につながるソリューション提案に定評があるが、「ユーザーの課題の中に人材確保など『人』に関する課題が増えている」と話すのは人財支援ソリューション担当の久保安妃代氏。課題解決をミッションに据える同社にとって「人」は大きな課題と認識し、新たなサービスを生むきっかけとなる。

人材採用支援サービスには機械オペレータや機械設計、電気設計、ITなど製造・設計エンジニアが多数登録する『即戦力エンジニア』と、外国人留学生の新卒採用を支援する『外国人留学生』の2つ。即戦力エンジニアにはベトナムトップレベルの工科大学を卒業したベトナム人エンジニアが多く、外国人留学生は国公立大学など国内有数の大学に在籍し、理系から文系まで幅広く、中国、韓国、インド、ベトナム、インドネシアなどを中心にマッチングできる。
「当社の強みは製造業やユーザーの特長・ニーズを熟知した上で最適なサービスを提供できる事」と久保氏は強調する。まずは顧客の求める人材やニーズヒアリングした上で最適なマッチング企業を判断。契約は顧客とマッチング企業との直接契約(成果報酬型)だが、久保氏は「外国人も多く在籍する当社のノウハウを活かし、ビザ取得や補助金活用、教育支援など長期的な支援を目指している。初めて留学生を採用する企業ではビザの知識も不足しており、そこをしっかり支援したい」と話す。直近は日本人採用サービスも立ち上げ、幅広いニーズに対応。ビジネスイノベーションジャパンなど展示会に出展し、製造業からサービス業まで現場や営業職を求める企業が関心を寄せた。
「今後は日本人だけでなく、外国人も採用が難しい時代。それに備えるために企業価値を高める必要がある」と久保氏。同社は次世代を見据え、人材採用から教育、オフィスや工場を刷新するファクトリーリノベーションなど企業の課題となる労働環境や人材育成を支援する様々なサービスを構築。機械工具販売から経営支援まで包括することで企業の課題解決を図る。久保氏は「新サービスとして大学生と中小企業を結ぶマッチングサービスも検討している。インターンから採用まで長期的な交流を図り、採用のミスマッチを防ぐのが目的」と展開を進める。
日本産機新聞2025年10月20日号
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