2026年2月2日(月)

ハイウィン 林  育志副社長「DD方式ロータリーテーブル拡販」【特集:メーカートップインタビュー】

工作機械の市場開拓も

林  育志副社長

昨年を振り返って。

工作機械やロボットなどFA関連の設備投資は低迷したが、昨年後半は半導体産業でAIやHPC向けの先端半導体向け設備が上向き、日本にも好影響で、今年上半期の売上は前年同期比20%増と伸長した。下半期は遅れていた設備投資計画も動き出すと見て、受注に結び付けたい。

今期の取り組みは。

従来のボールねじやリニアガイドウェイに加え、自社トルクモーターを搭載したDD方式のロータリーテーブルに注力し、主力市場である工作機械分野の市場開拓を進める。メカ式と異なり、高精度位置決めや高速化の強みを活かし、テスト依頼も増えている。そのため、昨年の受注は一昨年に比べ2倍に増加した。エンドユーザーの既存機への後付けも可能で、生産性向上や工程集約などニーズに応える。今後も複合加工機、ハイエンド5軸加工機は増加し、受注も伸びると期待している。

電子・半導体市場は。

生成AIなど先端半導体の成長は日本にも影響するため、スピード感を持って対応したい。そこで、半導体産業の知見を持つ台湾本社の技術者と交流を深め、日本国内にメカトロ製品の専門部隊を組織し、半導体・液晶分野の新規開拓を図る。台湾本社から新しい精密ステージも導入し、半導体製造の検査工程向けに拡販したい。今後は要素部品、メカトロ製品などジャンルごとのエンジニア人材も強化する。

新たな市場開拓も。

第3の市場として食品・医療など三品業界に着目している。今年は初めてFOOMA JAPANに出展し、手応えを感じた。ステンレス製リニアガイドウェイやアルミ製多軸ロボット(新製品)も導入する予定で来年以降も継続する。

販促活動については。

キャラバントラック活動を本格的に始め、顧客の現場でリアルに製品が動く姿を体感してもらい、評判も上々のようだ。受注が伸びれば、来年以降台数を増やす計画だ。

日本産機新聞2025年9月5日号

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