AIの普及に伴うデータセンター需要の拡大に加え、航空機、防衛、造船など幅広い分野で追い風が吹く国内の製造業。一方、イラン情勢を背景とした原油価格や原材料の高騰、供給不安など、経営環境には不透明感も漂う。変化の波をどう捉え […]
正しい問いを考える【現場考】
AIが日常生活だけでなく、ビジネスの現場でも使われるようになり、アイデア出しの「壁打ち」に使う人は多いだろう。その回答の精度や量は驚くほどだ。例えば「この条件で10個のアイデアを考えて」と指示すれば簡単に10個出てくる。あいさつ文の原案づくりなどお手の物だ。
これまで何時間も頭を悩ましてアイデアを出したり、挨拶を考えたり。あれは何だったのかと思う時さえある。AIが一般化するこれからは頭を使う時間や内容を考え直す必要がありそうだ。
先日こんなエピソードを読んだ。ある英会話アプリの開発企業では、英語を身に着けてもらうために「いかにして英語に触れる時間を増やし、楽しんでもらえるか」に頭を悩ましていたという。だがある時、「そもそも勉強が続かないのは恥ずかしいからではないか」と考え、そこでAIを活用し「(人前だと失敗が)恥ずかしい」と言う感情を取り除いた結果、ユーザーが急増したという。
よく引き合いに出される「顧客はドリルが欲しいのではなく、穴が欲しい」の話を例にとれば、AIは最適なドリルを選択するために多くの選択肢を提示する。しかし、AI自身穴が欲しい理由を考えることは今のところない。だから「なぜ穴が欲しいのか」と問いを立てることが重要だ。
では、その問いを立てるにはどんなことが必要だろう。長年多くの新事業を展開してきた経営者に「なぜそんなアイデアを出せるのか」を聞いたことがある。その答えは常識や流行を疑うことだという。「みんなが『良い』と言っていることはなぜ正しいのだろう」と考えるそうだ。すると「異なる視点が見えてくる」。
管理職は新事業のネタ探しも重要な業務だ。簡単にアイデアが出てくることは少なく、AIに尋ねることもあるだろう。しかし、アイデアを考える前に「この仮説は正しい問いか」と考えることも大切ではないか。
日本産機新聞2026年9月20日号
側面視機能をリリース –今年注力することは。 工具研削盤に搭載される「内蔵型マイクロビジョンシステム monocam2」の販売に力を入れる。加工中の工具をカメラで自動測定し、規格から外れた場合はプログラムに補 […]
顧客ニーズに即応する環境作り –今年注力することは。 今期から中期経営計画「Vision2030」を策定した。当社の使命やビジョン、行動指針を再定義し、ブランドを再構築することで、盤石な経営基盤の確立を目指す […]






