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フルサト・マルカHD 古里 龍平社長「事業再編で成長加速化」【特集:商社トップインタビュー】
人手不足や自動車の電動化など、製造業を取り巻く環境は大きく変化している。時代の変遷に対応し、販売店やユーザーをサポートするため、卸商社は独自の戦略を強化する。新商材の開拓やコト売り、デジタルツール活用や社内体制の改革など各社で事業戦略の違いが鮮明になってきている。卸商社各社の戦略や具体的な取り組み、それに注力する背景などをトップにインタビューし、その考えを読み解く。
エンジニアリング機能も強化

今年の取り組みは。
フルサトとマルカの統合シナジー極大化に向けて、事業再編に取り組んでいる。グループの機能を融合することで、新たなソリューション創出も目指している。今年は、成長加速化に向けて変革の本丸と言える。
具体的には。
グループの4セグメントの責任会社を明確にする。来年1月にはジーネットとマルカを経営統合し、機械・工具セグメントの責任会社「ユニソル株式会社」を、マルカの建設機械事業を分社化して新会社を設立する。建設資材の責任会社・フルサト工業にジーネットの住宅設備事業を今年7月から移管した。IoTソリューションの責任会社は、セキュリティデザインだ。
エンジニアリング機能も強化。
より高度で広範な技術サービスを提供すべく、今年4月から抜本的な体制強化に踏み切った。
JPC元社長の大橋勇志氏をエンジニアリング事業統括として招聘した。長年中部地区で自動車部品や生産設備など、ものづくりの最前線で活躍してきた経験と実績から深い知見を有しており、技術的な助言に留まらず、現場目線での実践的な支援が可能だ。より高度な自動化・省人化ソリューションを提案できる。
営業が頂戴した引き合いに対して、エンジニアリング部門が最適なソリューション構想を練り、図面化し、設備の選択・調達、機器・部品の製造、据付け、保守・メンテナンスまで、ワンストップで完結できる。マルカが大手自動車メーカーを中心に培ってきたノウハウや実績を、グループが持つ幅広いネットワークと融合させることで、新たな分野のお客さまにも、技術的に踏み込んだ高品質なエンジニアリングサービスを提供できる。
工学系大学出身者の採用や、ロボットメーカーOB採用など、現在30人体制となっている。今後も積極的に人材投資を行っていく。
日本産機新聞 2025年7月20日号
人手不足・若者流出も懸念材料 全日本機械工具商連合会・中部ブロック会議が2月24日、都ホテル岐阜長良川(岐阜県岐阜市)で開かれ、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県の各団体が集まり、全機工連事業の報告ならびに各地区の景況感や活 […]
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