2026年11月2日(月)

大機器協組 DMG森最大の拠点を見学

MXを体感 森社長の講演も

大阪機械器具卸商協同組合(中山哲也理事長・トラスコ中山社長)は11月17日、DMG森精機・伊賀事業所(三重県伊賀市)の見学会を開いた。組合員やメーカー会員など104人が参加した。

伊賀事業所は世界7カ国に17拠点を展開するDMG森精機で最大の生産拠点。敷地面積約58万㎡で、5軸加工機や複合加工機、マシニングセンタなどを生産する。

工程集約や自動化する生産プロセスをDXする仕組みを独自に提唱する「MX」(マシニング・トランスフォーメーション)を、この伊賀事業所でも積極的に取り入れている。

部品の旋削加工、ミーリング加工、研削加工、計測のプロセスを5軸加工機に集約したり、生産設備への部品の供給・搬送をロボットで自動化したりするなど高精度で高効率な生産を実現している。

参加者はそれらをはじめとするMXを推進する第2精密加工工場や第1組立工場、40台を超す同社の最新マシンを展示する伊賀グローバルソリューションセンタを巡った。

DMG森精機の森雅彦社長は講演会で、世界で事業を伸ばすために(2025年の全生産台数約4800台で5軸・複合加工機の世界シェア約25%)、MXによる生産性向上の提案やサービスエンジニアの充実などに取り組んでいることを話した。

古里龍平企業見学委員会委員長(ジーネット社長)は「森社長は技術力や様々なデータをもとに経営のグランドデザインを描かれている。ただ何より素晴らしいのはそれを実現する社員の皆さんのパワーと頑張りだと思う」と話した。

日本産機新聞2026年1月5日号

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