2026年2月27日(金)

オーエム製作所 ターニングセンタの最上位機種を
内覧会で発表

新製品のVT7-1600Mi
新製品のVT7-1600Mi

佐脇祐二社長
佐脇祐二社長
 オーエム製作所(大阪市淀川区、06・6350・1200)は11月9日、長岡工場(新潟県長岡市)で開かれた新製品内覧会で、ターニングセンタの最上位機種「VT7‐1600Mi」を発表した。また、今年9月に新設した±1度で温度管理された恒温ブースと測定室も初公開した。

 「VT7‐1600Mi」は、昨年発売した立旋盤「VT7‐1600i」にミーリング機能を追加した機種。現行機「VTLexシリーズ」の上位機種で同社の最上位機種となる。ベッドやクロスレール、工具クランプ部など機械剛性を高めたことによって、旋削能力が向上し、最大切削力は3万5000Nを実現した。また、位置決め精度は「VTLex」の±7μmから、±3.5μmまで誤差を縮小した。

 テーブル駆動には、出力の異なる2つのモータによる独自のタンデム駆動を採用。バックラッシを抑制できるため、ミーリング加工精度が大幅に向上した。

 今まで高い精度が要求されるミーリング加工は五面加工機などで加工していたが、1台に集約できるため、段取り替えが不要になり加工精度が安定する。

 さらに、機械各部にはセンサやカメラを搭載し、温度や負荷など機械情報を常に確認できるほか、ホルダを撮影し、切りくずの巻き付きを検知できる。操作盤にはタッチパネルを採用している。

 また、初公開となった恒温ブースと測定室は、加工テストを行い、ユーザーに最適な加工条件や方法を提案するために設立された。佐脇祐二社長は、「これからは機械単品ではなく、最適な加工条件や加工方法、工具選定なども含めた加工ソリューションを提供していく」。

日本産機新聞 平成29年(2017年)11月20日号

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

ロボット加工技術研究会 会員8社が語るロボット加工の可能性

技術を結集 市場創出へ 人手不足により製造現場でロボットを活用することは当たり前になっているが、ロボット本体や周辺技術、システムの進化でロボットの活用域が広がっている。中でも注目されているのがロボットによる切削加工、いわ […]

機械工具上場商社 2025年4-12月決算

自動化・DX・海外需要を開拓/車の低調、他の販路で補う 機械工具上場商社の2025年4‐12月期決算が出揃った(トラスコ中山、ユニソルホールディングス※旧フルサト・マルカホールディングス、MonotaROは1‐12月期、 […]

所長はアイデアマンであれ【現場考】

前向きな思考、自由な発想 「営業所長はアイデアマンでないといけない。どうすれば営業所の営業力を高められるか。どのように新商品を的確にユーザーにPRし受注に結び付けるか。様々な角度からアイデアを出し成功へと導く。それが所長 […]

トピックス

関連サイト