人手不足や自動車の電動化など、製造業を取り巻く環境は大きく変化している。時代の変遷に対応し、販売店やユーザーをサポートするため、卸商社は独自の戦略を強化する。新商材の開拓やコト売り、デジタルツール活用や社内体制の改革など […]
【新製品】三菱マテリアル
小物部品加工に適した旋削工具シリーズを拡充
「SMBブレーカ」
「MS6015」
三菱マテリアルが小型自動旋盤での小物部品加工に適した(直径20㎜以下)旋削工具シリーズを拡充している。今年4月に、突切り・後挽き加工用インサートやPVDコーテッド材種などの新製品を発売。自動車や航空機、医療分野での、今後の需要拡大を見込む。
今回新たに発売したのは、切りくずの噛み込みを防ぎ、面粗さを改善する後挽き加工用インサート「SMBブレーカ」や、純鉄や炭素鋼など幅広い被削材に対応するPVDコーテッド材種「MS6015」。そのほか、難削材加工用インサート「MP9000/MT9000」にポジティブインサートを追加した。
同社では、昨年から自動車、航空機、医療などの産業別に加え、加工機械別での提案も強化。特に自動車や医療分野での小物部品の需要増や機械の省スペース化から、小型自動旋盤を使った加工が増加すると見込み、拡販に注力している。
営業本部営業企画部の製品担当者は、「高品質な部品をいかに低コストで生産できるかがユーザーにとっては重要。機械や被削材別に最適な工具や加工方法を提案することで、生産性向上や新規開拓などに貢献したい」としている。
日本産機新聞 平成29年(2017年)7月25日号
人手不足や自動車の電動化など、製造業を取り巻く環境は大きく変化している。時代の変遷に対応し、販売店やユーザーをサポートするため、卸商社は独自の戦略を強化する。新商材の開拓やコト売り、デジタルツール活用や社内体制の改革など […]
人手不足や自動車の電動化など、製造業を取り巻く環境は大きく変化している。時代の変遷に対応し、販売店やユーザーをサポートするため、卸商社は独自の戦略を強化する。新商材の開拓やコト売り、デジタルツール活用や社内体制の改革など […]