従来切削油と同等以上の加工性能を実現 環境負荷も大幅軽減 主に油圧装置の製造・販売を手掛けるユーテック(大阪府南河内郡、0721・984419)が従来の油性や水溶性の加工油に代わる新技術として、水性切削・研削液「アクアブ […]
三洋工具 軟質ゴムを高精度加工
三洋工具(東京都品川区、小野昌晴社長、03・3490・6821)はこのほど、軟質ゴムの切削加工に特化した超硬エンドミル「VMQE」を開発・新発売した。シリコンゴム、ウレタンゴム、クロロプレンゴムなど多様な素材に対応する。サイズはφ5~12をラインアップする。
独自の点切削刃型と外周ニック加工により、切削性を大幅に向上させた。切削面がきれいに仕上がる他、切りくずが粉状で後処理も容易になる。標準品に加え、特注品対応も可能。長さに制約はあるが、φ20まで製作できる。

軟質ゴムの切削加工はゴムの弾性により寸法精度の確保が難しかった。また、バリやムシレ、切りくずの巻き付きなどが発生していた。今回開発した「VMQE」は軟質ゴムの加工課題を解決する。同社は「軟質ゴム加工現場に最適なソリューションを提供していく」としている。
今年10月22日~25日の3日間、名古屋で開催する「MECT2025」に出展し、同新製品等々を出品してアピールする。
日本産機新聞 2025年7月5日号
精度と時短、無バリで両立 製造現場で人手不足対策やコスト削減、安全性などのニーズが高まる中、それに伴いバリが出にくい切削工具の普及も進む。加工後のバリ取りを無くすことで熟練技術者に依存しない体制や工程短縮を実現するほか、 […]
15万人以上の来場者見込む 世界最大規模のロボットの専門展示会「2025国際ロボット展」(主催日本ロボット工業会・日刊工業新聞社)が12月3日に東京ビッグサイトで開幕する。出展者数は673社・団体と過去最多の規模で、来場 […]






