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東洋スクリーン工業 5μmのスラッジ回収
東洋スクリーン工業(奈良県生駒郡、0745・70・1700)はこのほど、独自機構を採用したスラッジ回収装置「ファインジェクター」の販売を開始した。5μmのスラッジも回収でき、セラミックなどの脆性材の一次ろ過に適している。
同製品は逆三角形の断面の異形線を等間隔に並べてスリットを形成した金属フィルター「ファインウエッジ」と真空技術を組み合わせたスラッジ回収装置。真空技術を活用し、ファインエッジにスラッジが吸着する仕組みで、最小の粒子径が5μmまで回収できる。
このクラスのスラッジは遠心分離装置で回収するのが一般的。しかし、脆性材のスラッジ回収では、廃棄コスト高や、スラッジ排出のダウンタイムといった課題が指摘されていた。同製品ではこうした課題を解決した。

まず、負圧による吸引でスラッジの脱水機能が高い。シリコンカーバイトの研削液のスラッジでは、含水率が15・6%と低く、回収物の廃棄コストの低減が可能。また、連続ろ過ができ、スラッジの排出のダウンタイムを無くせる。
同社はユアサ商事が提案する「脆性材プロジェクト」にも参画。ツガミやAEセンサーのJCC、精密ろ過装置のサンメンテナンス工機らが共同で、脆性材の加工の効率化を提案する。同製品はこのプロジェクトで、シリコンや石英、セラミックなどの脆性材の一次ろ過の役割を担う。
同社の呉羽常治取締役は「実証実験もできるので、遠心分離装置でのスラッジ回収でお困りの方は声をかけて欲しい」としている。
日本産機新聞 2025年4月20日号
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