切削工具や工具の販売だけにとどまらず、工具管理ツールを活用し、工具の調達や管理までを請け負う動きが広がっている。人手不足で工具管理に充てる人材を減らし、生産や開発に注力したいというユーザーニーズが強まっていることが背景に […]
浦谷商事 金型でシリアル番号など成形可能 【特集:工程短縮】
「自動回転式デートマーク」 シールやレーザーマーク工程不要に
浦谷商事が開発した「自動回転式デートマーク」は、射出成形のワンショットごとにデートマーク内に埋め込まれている数字部分が自動で回転し、全成形品に個別のシリアルナンバーなどを成形できる。レーザーマーキングやシール貼付の工程や作業を無くすことが可能だ。
デートマークはプラスチック金型に埋め込み、射出成形時にシリアルナンバーなどを同時に成形品に転写する金型部品。金型の一部に埋め込んで使用する。

ただ、数字を変更する場合、パーティングライン(金型の合わせ面)から、数字部分を手動で回転させるなどの作業が必要だった。このため、「月単位や週単位のロット管理には適しているが、成形した全製品に個別のシリアルナンバーなどを成形するには不向きだった」(開発担当者)という。
開発した自動回転式デートマークは圧縮機のエアを活用したメカ機構で、ワンショットごとに自動でデートマークが回転する仕組み。電動式ではないため、配線が不要なのも特長だ。この機構を採用したことで、全ての成形品に自動でシリアルナンバーなどを成形できる。耐久性も高め「試験では1万ショット以上成形しても不具合が出なかった」(開発担当者)。
これまで成形した全ての製品や部品に個別にシリアルナンバーなどを付ける場合、レーザーマーカーで印字するか、シールなどを人が貼付する必要があった。レーザーマーカーだと追加で別ラインが必要になる。シール貼付では作業者を多く抱える必要があり、いずれもコストアップの要因になっていた。
自動式回転デートマークだと、シール貼付やレーザーマークの工程が不要。金型の一部変更するだけなので、余計なコストもかからない。
開発担当者は「トレーサビリティ強化の流れから、全製品にシリアルナンバーを付けたいと言う声が増えている。自動回転式デートマークを使うとレーザーマーカーやシールなどと比べ、3万個以上成形する部品であればコストメリットが出る」と話す。金型構造を変える必要があるため、採用はこれからだが、「新規で製作する金型向けに提案していきたい」としている。
日本産機新聞 2024年11月20日
ユーザー工場の設置環境やニーズに合わせて、さまざまなタイプがある工具管理ツール。自動販売機型や工具ボックス型、サイズや製品に制約なく自由にレイアウトできるタイプ、ソフトウェアなどがある。また、工具の入出庫を管理したり、機 […]
今年も機械工具業界にはニューフェイスたちがやってきた。そこで本紙は各社の入社式を取材。社長たちによる新入社員に向けた激励の訓示を紹介する。 エバオン・前西衛社長「働きやすい環境で」 初めから仕事ができるスーパーマンはいな […]






