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JIMTOF2016(11月17〜22日)
出展者数過去最大
IoTやロボ 工作機械の最新技術
招待企画 早くも商戦スタート
11月17日から22日まで、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれる「第28回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2016)」の概要が固まった。出展規模は765社・5509小間と過去最大規模となる(6月7日現在)。テーマは「ここから未来が動き出す。」で、最新の工作機械、機器、工具などの展示はもちろん、あらゆる機器がネットにつながるIoT(インターネット・オブ・シングス)やロボットを活用した未来のものづくりが提示される。出展する工具メーカーなどではすでに招待キャンペーンなども始まっており、商戦もスタートしている。
今回のJIMTOFは、会場の東京ビッグサイトが7、8ホールを拡張することから、出展できる面積も98540㎡と大幅に拡大。出展者は765社・5509小間となり、前回の2年前と比べ、約120社・約420小間も増え、過去最大規模となる。事務局によると「今後、共同出展や内部出展も加わると1000社超は超える」としている。
特に海外からの出展が増えており、58社増の145社、185小間増の485小間になる。日本工作機械工業会の花木義麿会長も「会場が大きくなることもあり、JIMTOFの求心力アップと世界一の技術ショーを目指したい」と話している。
今回のテーマは「ここから未来が動き出す。」とし、最新の工作機械や機器、工具などが出展される。またテーマ通り、最新製品だけでなく、IoTを活用し、生産性を飛躍的に高めるスマート工場の提案や、ロボットを最大限活用した自動化などの未来のものづくりが体感できそうだ。
機械工具業界でもすでに商戦はスタートしている。ある工具メーカーでは、5月下旬から販促に応じて会場に招待するキャンペーンを実施している。毎回ユーザーを招く販売店でも「前回よりも多くのユーザーを招待する予定」とし、準備を進めている。
前回のJIMTOFは3Dプリンターや新型のNC装置などがトレンドの一つだったが、今回はIoTやロボットを活用するなど、ものづくりの新潮流が見られそうだ。
開催概要
JIMTOF2016(第28回日本国際工作機械見本市)
主 催:日本工作機械工業会、東京ビッグサイト
テ ー マ:『ここから未来が動き出す。』
会 期:2016年11月17日㈭~11月22日㈫6日間
開 場 時 間:9:00~17:00
会 場:東京国際展示場(東京ビッグサイト)全館
展示場面積:98,540㎡
入 場 料:前売(事前登録):1,000円、当日:3,000円、学生:無料(税込)
出 展 規 模:765社、5,509小間(6月7日現在)
日本産機新聞 平成28年(2016年)6月15日号
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