2025年7月3日(木)

5カ月連続1400億円超え ー工作機械2022年7月受注ー

日本工作機械工業会(日工会、稲葉善治会長・ファナック会長)はこのほど、2022年7月の工作機械受注額が前年同月比5.5%増の1424億1200万円になったと発表した。7月としては18年に次ぐ過去2番目の水準。5カ月連続で1400億円を超え、内外需共に好調が続く。

内需は前年同月比14.5%増の519億7000万円となった。自動車や一般機械などの主要4業種のうち、電気・精密を除く3業種で、前年同月比増となった。特に自動車関連が好調で、3カ月ぶりに受注額が130億円を超えた。稲葉会長は、「電気自動車に対する準備などで、Tier1、Tier2(完成車メーカーとの1次・2次取引先)の設備投資が活発だ」と話した。

外需は前年同月比0.9%増の904億4200万円となり、7カ月連続で900億円を超えた。7月としては21年の896億円を超え、過去最高額を記録した。

アジアは5カ月ぶりに450億円を下回った。北米は11カ月連続で250億円を超え、高水準を維持している。欧州も200億円に迫る受注額を記録し、好調が続く。

日本産機新聞 2022年9月5日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

日伝  運搬支援ロボット「TugRos」を販売強化

資材の荷受け場などで人手不足に困っているが、プログラム設定が必要で高額な無人搬送車(AGV)や自律搬送ロボット(AMR)の導入に二の足を踏んでいる。そんなユーザーに今人気なのが、日伝(大阪市中央区、06・7637・700 […]

MECT2025 過去最高の524社が出展

メカトロテックジャパン2025を主催するニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、052・732・2455)は6月5日、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で出展者向けの説明会を開き、今回の出展者数は524社・団体、小間数は […]

業界の課題や未来を予測【第30回全国伝動機商組合大阪大会】

3年に1度の大阪、東京、名古屋の伝動機商組合が一堂に会する「第30回全国伝動機商組合大阪大会」が5月21・22日の2日間、ANAクラウンプラザホテル大阪(大阪市北区)で開催され、約70人以上が出席し、総会、各組合の現状報 […]

トピックス

関連サイト