カーボンニュートラル実現に向けた動きが世界的に広がる中、製造現場でも省エネの重要性は増している。メーカーも電力使用量やCO2排出削減につながる製品の開発に力を入れる。オイルを使わないコンプレッサやエア漏れを可視化する製品 […]
ユアサ商事 関西やまずみ会・炭協会に380人が参加
ロボ&IoTなど新事業に力

関西グランドフェア9月16・17日開催予定
ユアサ商事はやまずみ会・炭協会情報交換会をリーガロイヤルホテル大阪(大阪市北区)で開き、メーカーや販売店など約380人が出席した。同会では2022年3月期の決算報告や今後の事業の方向性などを示したほか、関西グランドフェアを9月16~17日にかけて開催すると発表した。
昨今の日本経済はコロナウイルスの影響やロシアのウクライナ侵攻などで、円安や部材・部品の高騰が続き、不透明感が増している。京都ユアサやまずみ会の野々内達雄会長(近江屋ロープ会長)は「20年前の強い日本を取り戻すことが重要だ。それには新たな市場を創造し、目先の利益ではなく、さらに先の利益を求めていきたい」と話す。ユアサ商事の田村博之社長は2022年3月期の決算を振り返り、「もう少し伸ばせたのでは」と語りつつも、「年後半に向かって工作機械など注残の納品が始まり、改善に向かう」と期待感をにじませた。同社は今年、中期経営計画の最終年度で、既存ビジネスのほか、ロボ&IoTや海外事業、カーボンニュートラルなど環境・エネルギーソリューション事業に注力し、農業や食品など新たな領域にも果敢に挑戦することで、2026年度に売上高6000億円を目指している。
また、9月16~17日の2日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)で3年ぶりとなる関西グランドフェアが開催される予定で、コロナ禍でPRできなかった新製品や新提案などを披露する。
日本産機新聞 2022年7月5日
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