2024年12月3日(火)

ニッセイ 新ブランド「UXiMO」を開発

ロボット向けに高剛性減速機

ニッセイは、需要拡大が予測される産業用ロボットやAGV/AMRなどの移動体ロボット市場、その他FA機器市場向けに高剛性減速機の新ブランド「UXiMO(アクシモ)」を開発。今回、「DGHシリーズ(外径5枠番・3減速比)」を発売した。

 従来の汎用減速機・ギアモータの「GTR」ブランドとは異なり、差動減速機構(偏心揺動型)を採用しており、今回発売した大口径中空タイプは、高いねじれ剛性と高許容トルクを誇る。

 高剛性・高トルクにより、ロボットやFA機器の高速化・コンパクト化に貢献する。また、大口径中空にすることでケーブル、ホース、管等が通しやすくなり、配線・配管時の干渉回避、屈曲、引っ張り等の負荷も軽減する。これらによりロボットや各種機器の設計の自由度を向上させることができる。

 DGHシリーズは、外径が71㎜、81㎜、95㎜、110㎜、142㎜の5枠番、中空径はそれぞれ19㎜、21㎜、29㎜、36㎜、46㎜。減速比は、1/19、1/29、1/59の3種類を用意している。同社では今後もラインナップを拡充していく考えだ。

「UXiMO」は『Unique experience in Motion』の略称で、長年培った「当社ならではのユニークな使い心地」の意味を込めた。

日本産機新聞 WEB限定

[ 伝導装置用品 ][ 日本産機新聞 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

【連載企画:イノフィス、次なる戦略②】折原  大吾社長インタビュー
作業や業界に特化した製品開発

イノフィス(東京都新宿区)は今年8月、腰補助用装着型アシストスーツ「マッスルスーツ」の新しいモデル「GS-BACK」を発売した。既存モデルの「Every」に比べ、軽量で動きやすく、これまで以上に幅広い現場での活用が期待さ […]

TONE 本社を河内長野工場に移転

TONEは、本社を同社最大拠点である河内長野工場に統合、移転した。9月26日から業務を開始した。 今回の統合により、開発、製造、営業企画、品質保証、管理の各部門と経営を一体化。部門間のコミュニケーション向上を図り、一層綿 […]

エヌティーツール 福岡県筑紫野市に九州事務所を開設

ツーリングメーカーのエヌティーツール(愛知県高浜市、0566-54-0101)は福岡県筑紫野市に九州事務所を開設し、九州地域での迅速かつ細やかなサービスを提供することで顧客の課題解決に応えていく。住所は福岡県筑紫野市原田 […]

トピックス

関連サイト