ミスミグループ本社は4月から、自動販売機による間接材の調達コストを削減するサービスを開始した。ユーザーの工場に自動販売機を設置し、発注頻度の高い商品を中心に販売する。発注や在庫の手間、不正な商品の購入防止につなげる。間接 […]
三叉路…
〇…21世紀を一言で表すなら、「インターネット情報時代」といえる。1990年代後半から、パソコン、インターネット、携帯電話など情報通信技術が急速に普及し、スマートフォンの登場で誰もが手軽にIT技術、デジタル技術を享受できる環境が整った。
〇…これらIT関連サービスを現在の市場規模でみるとクラウドサービスは1000億ドル規模、ネットフリックスなどの定額制動画配信サービス市場は600億ドルを超え、10年前には存在していなかった市場が急速に成長している。
〇…インターネット時代の波は機械工具業界にも大きな影響を与えている。コロナ禍で顧客との対面が難しくなり、情報提供としてメルマガやインスタグラムなどSNS活用、ユーチューブ動画による製品紹介といったコンテンツ制作が当たり前になった。
〇…あるメーカートップは言う。「10年後にデジタルネイティブ世代が顧客のキーマンになる」と。すでに若い技術者ほどネットで技術情報を集めることは普通になり始めている。従来通りの人による情報の流通も大切だが、未来の視点で見れば、インターネット時代に合わせた情報の流通が不可欠になる。
日本産機新聞 2021年9月20日
物流強化に動く卸商社 卸商社の機能として昔から言われる「人・モノ・金・情報」。中でも、近年は「モノ」である物流機能の強化に動く卸商社が増えている。 背景の一つには顕在化してきた「物流2024年問題」がある。いまや配送業者 […]
機器と電気の知見を融合 伝導機商社のタツタ(大阪市西区、06・6538・3131)が制御や電気関連に強い企業のグループになって1年半。社長に就いて約1年を経て、碓井克久社長は「それぞれの強みである機器と電気の知見を融合さ […]