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高精度ロール研削盤を発表 −ジェイテクト –
ジェイテクトは高精度なロール加工を実現する研削盤「GR7i‐400ULTIMATE」を発売した。世界初のロール部テーパ自動調整機能と加工負荷を検知し加工条件を自動補正する機能や熟練者による組付などで、世界初の円筒度0・5μm/mの高精度を可能にした。同時に、あらゆる産業の大物部品加工に最適な大型横形マシニングセンタ「FH12500SX5‐i/FH12500SW5‐i」も発売。新開発のハイパワー主軸を標準搭載している。
高精度ロール研削盤「GR7i‐400ULTIMATE」は匠の技をいかに自動化できるかをテーマに開発。そこで機械にAI機能を搭載し、ロール部テーパの自動調整を実現。熟練技能者が手動で行っていたテーパ測定・調整をなくすことで誰でも簡単に調整・加工ができる。さらに、同社独自の加工負荷検知システム「ロードチェッカー」でメッキなどの素材形状バラツキによる加工負荷を検知し瞬時に自動で補正。自動化による人作業レス、やり直し作業レスを図った。
また、主軸台、心押台、スライド機構に「TOYODA STAT BEARING」を採用し、油膜の平均化で高精度化と減衰性が高く振動を低減。また、動くものすべてに金属接触なくし無限寿命を実現。さらに、ベッド支持展の最適化やテーブル上装置の固定方法最適化といった設計を行い、熟練技能者の精密な組付により、世界初の円筒度0・5μm/mの高精度化を実現した。電気自動車市場の急成長で車載用電池の製造には大型で高精度なロールが必要になり、積層コンデンサなどの半導体、タブレット端末用ディスプレイなど薄膜フィルム製造設備にも高精度なロールが必要とされている。
また、同時に大物部品加工向けの大型横形マシニングセンタ「FH12500SX5‐i/FH12500SW5‐i」を発売。最大工作物振りφ2400㎜、高さ2000㎜とクラス最大級のワークの積載が可能。さらに、最大トルク2200N・mの新開発主軸「KAIJU SPINDLE」を搭載し、鉄フライス加工切削量1830㎤/分を実現した。AI機能であるエッジチェッカーを搭載し、加工データの蓄積から工具寿命を判断し、最適な工具寿命を可能にしている。
日本産機新聞 2020年12月5日
TONEは、本社を同社最大拠点である河内長野工場に統合、移転した。9月26日から業務を開始した。 今回の統合により、開発、製造、営業企画、品質保証、管理の各部門と経営を一体化。部門間のコミュニケーション向上を図り、一層綿 […]
ツーリングメーカーのエヌティーツール(愛知県高浜市、0566-54-0101)は福岡県筑紫野市に九州事務所を開設し、九州地域での迅速かつ細やかなサービスを提供することで顧客の課題解決に応えていく。住所は福岡県筑紫野市原田 […]