2026年10月16日(金)

新社長に聞く 田野井製作所 田野井優美社長

喜び分かち合う人材を

「私の役割は“ひとづくり”なんです」と話すのは昨年11月、社長に就任したタップ・ダイス専門メーカー田野井製作所の田野井優美氏。創業90周年を機に、父である田野井義政会長(前社長)から会社を託された。
幼少期は男兄弟に囲まれて育ち、学生時代は海外留学を経験するなど、アクティブで明るい性格。「幼い頃から活発で、物事を行動的にすすめるのが好きだった」とし、実際に周囲も認めるほど、リーダーとしての素質もあったのだろう。入社後も、常に問題意識を持って仕事をしていたことから、社長就任はある種必然だった。
 副社長時代、「社内全員が同じ方向を向いて仕事ができるように、みんなで取り組めることをしたい」と社員が積極的にコミュニケーションを図れるような取り組みに着手。感謝の気持ちを手書きで伝えあう「サンクスカード」や毎朝20分間、話をしながら清掃を行う「環境整備」など、社内のイメージを変えたいという思いから、働きやすい明るい会社を目指した。社長就任後も「良い職場づくりが良い人材づくりに繋がる」と社内環境の改善を通じ、人材育成に力を入れる。
人材が必要なのは、ユーザーニーズに合った製品開発や営業活動をする「専門性の高さ」が強みなため。ニーズをくみ取るためには、「人と人とのつながり」が大切と考え、「お客様の喜びが自分の喜びに出来る人を育てていく」と話す。その先には、創業100周年に向けて「タップといえば田野井」と思われるような会社づくりへの熱い思いが見える。

田野井製作所社長 ▽田野井優美氏
田野井製作所社長 ▽田野井優美氏

《略歴》
2002年サンタモニカカレッジ インターナショナルビジネス修了後、田野井製作所入社。09年副社長に就任。13年11月社長に就任。東京都出身。37歳。

日本産機新聞 平成26年(2014年)3月25日号

社員の「やりたい」を事業の力に 北出金作商店、ものづくりの魅力をカフェから発信

機械工具販売店の北出金作商店(京都市中京区、075・311・3141)は本社そばに「Cafe ギアデ」をオープン。きっかけは、社員の「やってみたい」という声で、工場を眺めながら過ごせる空間には、会社のこれからと、ものづく […]

FingerVisionがフィジカルAIの現在地を語る

FingerVisionがフィジカルAIの現在地を語る

視触覚センサでロボットの応用範囲を拡大 9月7日、グラングリーン大阪(大阪市北区)で「次世代テックフォーラム・トータルコーディネート会議『2030年代の技術予測から読み解くビジネスチャンス』」(主催:大阪商工会議所、共催 […]

デンソーウェーブ AMR・ロボの組み合わせ実装機にリールを供給【特集:搬送の自動化・効率化】

デンソーウェーブがモバイルマニュピレータで半導体実装機にリールを自動供給する技術を提案している。実装機との相対位置をQRコードで認識し座標補正する機能により、多様な実装機に対応できる。人が担っている供給作業を自動化し、半 […]

記事ジャンル

関連サイト