「中古機械や古い機械を大事に使うのがカッコよくないですか」—。あるユーザーの若い技術者の言葉だ。中古機械はコストの優位性に注目されることが多いが、最近ではSDGs(持続可能な開発目標)の観点から「機械を大事に使いたい」と […]
ユーエイ 韓国・智徳産業と連携
AGVキャスターなど販売開始
ユーエイ(大阪府東大阪市、06・6747・5607)はこのほど、韓国のキャスターメーカー智徳産業の「FOOTMASTER」ブランド製品の販売を始めた。無人搬送車向けやアジャスター機能付きのキャスターなど新分野の製品で、新たな市場を開拓する。
同社は今年6月、智徳産業と日本での販売業務において提携した。今後は、国内の機械工具商社との販売ネットワークを生かすほか、智徳産業と営業活動で連携し、FOOTMASTER製品の拡販に取り組む。
主に力を入れるのは、無人搬送車向けの「AGVキャスター」とアジャスター機能を持つ「レベリングキャスター」。AGVキャスターは旋回時にトラックからの離脱を防ぐダブル旋回構造を採用するなど自律走行に最適で、レベリングキャスターは製造機械装置などのスムーズな移動や安定した据え付けができ、許容荷重50㎏~1.5tのラインアップを揃える。
製造業の生産ラインでは、労働力不足や業務の自動化を背景に、AGVの導入が進んでいる。また生産ラインの変更や新規設備の導入で、移動や据え付け作業の効率や安定性が求められている。同社はAGVキャスターやレベリングキャスターで、こうした需要を開拓していく考え。


日本産機新聞 平成30年(2018年)10月20日号
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
人は高付加価値の仕事に/販売も力、製造業のDX後押し 1カ月分の納品データをウェブサーバーから、仕入データを基幹システムから抽出する。数百枚ものそれらを照合し仕入データと請求の金額に差異が無いか確かめる。毎月決めた日時に […]
測定受託で需要開拓/新規の契機にも 機械工具や非鉄金属を扱う精工産業は今年7月、ユーザーの測定業務などを請け負う「計測技術室」を立ち上げた。協力先工場の測定業務の負担軽減を目的に開始したが、新規開拓の契機や、ユーザーの測 […]
 
  
  
  
 






