2026年10月16日(金)

この人に聞く2015
東京都機械工具商業協同組合
理事長 小川 修一氏(オーマット社長)

設計図を描き次代につなぐ

小川新理事長2_R

 斎藤保男前理事長から打診があったのが4月末。急な登板となったが「やる限りは精一杯する」と、就任後すぐに任期2年間のスケジュールを立てた。斎藤前理事長より7歳年長の67歳。「自分の役目は業界の活性化のための設計図を描き、次世代につなぐこと」と「来秋の東京開催の全国大会を成功させること」と明確だ。

 まずは会員企業の本音と現状把握に取り組む。「事務局に全会員を回ってもらい、東機工に何を求めているのか聞く」という。「皆さんが求めることができれば活性化にもつながる」からだ。

 既に課題も見えている。会員の減少ストップと参画意識の向上だ。平成元年に550社あった会員数が27年には261社と半減。「倒産や廃業もあるが、組合活動への参画意識が低いのもその一つだ。何らかの形で多くの人が参加できるようにしたい」と意気込む。

 8つある支部と青年部活動の活性化も課題だ。「支部活動にどれだけ参加しているのかなど調べたい。必要なら支部同士の合併なども考えたい」と理事の間ではそんな意見も出ているという。現在20社しかいない、青年部の増員も課題だ。「業界を将来支えていく組織。内外に認知してもらえるボリュームにしたい。そのために何ができるのか話し合っていきたい」という。さらに「ものづくりを支えているというプライドを持てる業界にしていきたい」と意識変革も課題に挙げる。

 改革への意識が高いのも、自社が業界に先駆けて変化してきたからかもしれない。02年に卸部門をジーネットに売却した。「自社の将来を想い実行した」と冷静に振り返る。組合活動も冷静に改革を進める考えだ。

 任期は2年。出来ることにも限りはある。「絵画で言えばデッサンぐらい描ければと思う。色を付けて完成させるのは次世代の役目」とし、2年間で東機工の方向性を明確にしていく。


プロフィール

1971年、小川商店(現オーマット)入社。75年同社代表取締役。2009年東機工理事、港支部長。15年副理事長。昭和23年生まれ、67歳。東京出身。


日本産機新聞 平成27年(2015年)6月25日号

社員の「やりたい」を事業の力に 北出金作商店、ものづくりの魅力をカフェから発信

機械工具販売店の北出金作商店(京都市中京区、075・311・3141)は本社そばに「Cafe ギアデ」をオープン。きっかけは、社員の「やってみたい」という声で、工場を眺めながら過ごせる空間には、会社のこれからと、ものづく […]

FingerVisionがフィジカルAIの現在地を語る

FingerVisionがフィジカルAIの現在地を語る

視触覚センサでロボットの応用範囲を拡大 9月7日、グラングリーン大阪(大阪市北区)で「次世代テックフォーラム・トータルコーディネート会議『2030年代の技術予測から読み解くビジネスチャンス』」(主催:大阪商工会議所、共催 […]

デンソーウェーブ AMR・ロボの組み合わせ実装機にリールを供給【特集:搬送の自動化・効率化】

デンソーウェーブがモバイルマニュピレータで半導体実装機にリールを自動供給する技術を提案している。実装機との相対位置をQRコードで認識し座標補正する機能により、多様な実装機に対応できる。人が担っている供給作業を自動化し、半 […]

記事ジャンル

関連サイト