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オムロン カラーセンサーを発売
油劣化状態を見える化

オムロンは、わずかな色の変化と違いを検知する機器組み込み用カラーセンサー「B5WC」を11月1日から発売した。油圧装置の油劣化具合を色で捉え、油の状態をリアルタイムで監視、最適なタイミングでのメンテナンスを実現するなど、製造現場の生産ロス最小化で、カーボンニュートラルの実現に貢献する。検出物体の色情報に応じた機器の動作を設定したり、生産ラインでの物体検出など多彩な用途に活用できる。
「B5WC」は、色の変化から、油の劣化具合を定量的に把握できる。強みであるセンシング技術と光学設計技術を活用し、機器組み込みに適した小型サイズ(W:40㎜×D:8・4㎜×H:15・9㎜)で、I2C通信方式に対応したことで装置に簡単に導入できる。
油の劣化具合をリアルタイム・リモートモニタリングすることで、装置の状態を見える化し、装置の点検・保全工数を削減。 高効率かつ計画的なメンテンスを実現できる。
同社では、18年4月からダイキン工業が提供し、工作機械をはじめとした産業機械の動力源として使用されているハイブリッド油圧システム「エコリッチR」でのフィールドテストを実施してきた。両社の知見・ノウハウを組み合わせることで、油圧装置の油劣化状態を見える化し、工場の集中管理システムでの一元管理で、最適なタイミングでのメンテナンスを実現する。油圧装置の突発故障での生産停止ロスや消費エネルギーロスの最小化にも貢献する。
3年間で累計5億円の販売を見込んでいる。
日本産機新聞 2022年11月20日
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