2026年3月11日(水)

オムロン カラーセンサーを発売

油劣化状態を見える化

オムロンは、わずかな色の変化と違いを検知する機器組み込み用カラーセンサー「B5WC」を11月1日から発売した。油圧装置の油劣化具合を色で捉え、油の状態をリアルタイムで監視、最適なタイミングでのメンテナンスを実現するなど、製造現場の生産ロス最小化で、カーボンニュートラルの実現に貢献する。検出物体の色情報に応じた機器の動作を設定したり、生産ラインでの物体検出など多彩な用途に活用できる。 

「B5WC」は、色の変化から、油の劣化具合を定量的に把握できる。強みであるセンシング技術と光学設計技術を活用し、機器組み込みに適した小型サイズ(W:40㎜×D:8・4㎜×H:15・9㎜)で、I2C通信方式に対応したことで装置に簡単に導入できる。

油の劣化具合をリアルタイム・リモートモニタリングすることで、装置の状態を見える化し、装置の点検・保全工数を削減。 高効率かつ計画的なメンテンスを実現できる。

同社では、18年4月からダイキン工業が提供し、工作機械をはじめとした産業機械の動力源として使用されているハイブリッド油圧システム「エコリッチR」でのフィールドテストを実施してきた。両社の知見・ノウハウを組み合わせることで、油圧装置の油劣化状態を見える化し、工場の集中管理システムでの一元管理で、最適なタイミングでのメンテナンスを実現する。油圧装置の突発故障での生産停止ロスや消費エネルギーロスの最小化にも貢献する。

3年間で累計5億円の販売を見込んでいる。

日本産機新聞 2022年11月20日

[ 日本産機新聞 ][ 測定工具 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

特集 変種変量生産に対応するメーカーの技術提案

国内の製造業は変化の早さに柔軟に対応しつつ、熟練職人の高齢化や人手不足にも対応しなければならない時代に突入している。そこで注目を集めているのが変種変量生産(多品種小ロット生産)を実現する生産現場。常に変化する市場環境や素 […]

【Innovation!】脆性材・樹脂加工向け工具

半導体製造装置向けのニーズ高まる 半導体製造装置の部材としてセラミックスや石英ガラスなどの脆性材や、耐溶剤性の高い樹脂部品が増えている。脆性材は硬くて脆いため加工難度が高い、樹脂は加工しやすいが熱に弱く溶けやすいなど加工 […]

経産省 製造DX拠点構想を立ち上げ

工場のデータとプラットフォーマーをつなぐ 経済産業省は2026年度内に「製造DX(デジタルトランスフォーメーション)拠点構想」を立ち上げる。クラウド上に仮想の拠点を設け、工場の稼働状況や測定結果などのデータを収集。そのデ […]

トピックス

関連サイト