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心理的な安全性を担保 製造業の改善現場も同じ 〜仕事考〜
職場は仕事を進める場
話しやすい空気、話しやすい上司、笑いがおこる雰囲気…仕事が進む職場だ。お友達感覚の職場というわけではない。
計画通りあるいはそれ以上に成果を上げ、職場のあちこちで情報や意見の交換、相談が繰り広げられる。変革や新しい挑戦の提案も出る。上司も部下も対等に意見交換し、結論に辿りつける場でなければならない。
これは、心理的な安全性を確保できているからこそ実現できると考えられる。心理的な安全性は、規律を緩めることでもリラックスした環境を作ることでも、ただ愛想良く誰にでも同調することでもない。互いに対等で、尊敬し、信頼し、率直でいられる環境にある。
心理的な安全性が感じられないと、「失敗は出世を妨げる」「同僚や上司が恐い」「波風を立てたくない」といった心理が働く。一方、心理的な安全性があると「失敗してもそこから学ぼう」「同僚や上司を信頼している」「自分には困難だと思うことを打ち明けられる」といった前向きな心理状態になれる。
製造業の現場は、四六時中、改善・改革、さらには変革が行われている。変化が激しい今、それは製造現場だけではない。改善、改革、変革は、現状を認めるか、大元の仕組みは認めるか、仕組みそのものを新しくするか、といった点で大きな違いがある。だが、先輩がやっていたことをある意味否定することに変わりはない。その上で新しいやり方を提案するのだから、上司や先輩を怖がり、圧力を感じるとしたら、どれも不可能だ。自分の経験や専門知識に自信が無くても、思ったことを言える環境があったから技術も企業も継続して進化してきた。ベストならその時点で進化は止まるが、そうではなく、ベターを積み重ねてきたのだ。そして、それは今後も継続していく。進化を続けていくには、率直に意見交換し議論できる環境作りが重要。そのための心理的安全性はどのように確保するか。
たとえば、上司だって完璧ではない。発展途上であり、欠点も弱さもある。心をオープンにすれば、部下の心理的な安全性も担保できるのではないか。改善しようとする意欲や向上心を持っている自分に自信を持って、謙虚に発展途上で有ることを認めれば、部下や同僚の心も解放され、人が人として対等であるという空気が醸成されるのではないか。そんな社風づくりを目指している。
日本産機新聞 2022年11月5日
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