2026年8月17日(月)

研削盤メーカー4社 AI搭載研削盤を共同開発

ナガセインテグレックスシギヤ精機製作所牧野フライス精機ミクロン精密の研削盤メーカー4社は、北海道大学、理化学研究所と共同で、最適な加工システムを構築するAI搭載次世代研削盤の研究開発を2020年から進めている。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のAI技術の社会実装を進めるプロジェクト「次世代人工知能・ロボットの中核となるインテグレート技術開発/人工知能技術の適用領域を広げる研究開発」事業に採択され(24年3月末終了予定)たもので、中間成果として、ナガセインテグレックスとミクロン精密がJIMTOF2022にプロト機を出展する。

研削加工は、どのような材料をどのマシンで、どの砥石で、どの加工液で、どのように保持して……などと適切なハードの選定を行った上で、加工要求達成に相応しい条件で使用される必要がある。本事業では、マシン、砥石などのハードと加工条件のようなコンディショニングを一連の加工システムとして捉え、応用性の高いAIシステムの構築を目指す。

加工要求に対して最適と思われる加工システムを推奨する加工システム推奨AIと、その推奨加工システムで研削加工中にマシンのセンシング情報を基に加工条件の最適化を示唆する加工条件最適化AI、熟練者の知見をモデル化して示す機能からなる熟練者知見示唆AIで構成される。非熟練者であっても高いレベルの加工を実現できることを狙う。

研削を構成する要素と要素の結びつきや加工要求達成に対して重要度の高い項目を理解できるAIシステムの開発を目指しており、10年程度を要する言われる研削加工技術者の育成期間の40%削減を目指す。

日本産機新聞 2022年10月20日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

「創業80周年を迎えて」富士コンプレッサー製作所・嶌井 成行社長に聞く

自動車整備中心にブランド化/近場の商売大切に 富士コンプレッサー製作所(奈良県大和郡山市)は創業80周年を迎えた。1946年の創業以来、耐久性とメンテナンス性に優れたレシプロコンプレッサーを中心に、自動車整備工場から一般 […]

シー・アイ・エム総合研究所が「Dr.工程シリーズ」刷新、より安価に多くの機能を提供

シー・アイ・エム総合研究所(東京都目黒区、03・5745・1181)はこのほど、個別受注生産に特化した工程管理システム「Dr.工程シリーズ」を刷新し、「Dr.工程Naviシリーズ」を発売。製品バリエーションの増加により、 […]

暑中号特別企画 機械工具販売店の人材採用・育成戦略

機械工具販売店が人材採用と育成に力を入れている。人材の確保・定着が課題となる中、採用拠点の開設やSNSを活用した情報発信など各社が独自の施策を展開し、将来の成長につなげる。事業の持続的な発展を見据え、人材戦略を進める販売 […]

トピックス

関連サイト