2025年12月30日(火)

コハラ 創業100周年記念式典

200年企業に向け始動

コハラ(静岡県焼津市、小原照光社長、054-629-6226)は9月17日、静岡県焼津市のホテルアンビア松風閣で創業100周年の記念式典を開催。仕入先メーカーや商社、同社OBら263人が出席した。小原社長は「今日を200年に向けたスタートとしたい」と述べ、200年企業に向け成長を誓った。

同社は1922年に小原社長の祖父、小原作次郎氏がエンジン部品・船具の販売をメインに焼津市で創業。その後、焼津を中心に静岡県内で地域や社会貢献をベースに成長してきた。

2007年には製造やエンジニアリングを担うナカジマテック、21年には関東エリアに販売拠点を持つ南部をそれぞれ買収。近年ではSDGs(持続可能な開発目標)を事業のベースにしながら、成長を加速させている。

小原社長はあいさつで、こうした会社の歴史や、グループ企業を紹介すると共に、「各企業が自らの機能を果たし、世界に認められるグループを目指したい」と述べ、「力を合わせて新しいことにチャレンジしながら、200年に向けてスタートしたい」と抱負を述べた。

メーカーを代表して、70年以上の取引のある三ツ星ベルトの池田浩社長があいさつ。「持続可能な社会のためにともに貢献していきたい」と述べた。オーエスジーの大沢伸朗社長も「200年企業に向けて、タスキをつないでいってほしい」と祝辞を送った。

また、衆議院議員の井林辰憲氏や、地域を代表して焼津市長の中野弘道氏があいさつした。式典では、インターハイ優勝者らを有する同社の空手部による演武が行われ、会場を盛り上げた。

日本産機新聞 2022年10月5日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

山善・山本猛夫記念奨学基金 今年は4名を認定

山善は、経済的な理由等により、修学困難な学生をサポートすることを目的として、「公益信託山本猛夫記念奨学基金」を1992年に設立し、委託者として支援。今年度は新たに4名の学生が新規奨学生として認定され、11月17日に認定書 […]

大澤科学技術振興財団 25年度は助成9491万円

研究開発33課題、国際交流7件 大澤科学技術振興財団(理事長・大澤伸朗オーエスジー社長)は、2025年度の研究助成テーマを決定。11月7日にホテルアソシア豊橋(愛知県豊橋市)で贈呈式を執り行った。  今年度は、33件の研 […]

工作機械・切削工具メーカーが各地でプラショーやカンファレンスを開催

オークマ「オークマ・マシンフェア2025」 オークマは11月12日から14日までの3日間、愛知本社で「オークマ・マシンフェア2025」を開催した。 人手不足や熟練作業者不足などの課題を解決する同社の最新技術を披露した。5 […]

トピックス

関連サイト