2026年10月22日(木)

挑戦する日新ダイヤモンド ー社員の幸せを目指してー

小規模企業だからできること

神谷伸顕社長

日新ダイヤモンド(滋賀県高島市、0740-22-2415)は、製造、管理、業務、そして働き方…あらゆる場面で様々な挑戦を続けている。

神谷伸顕氏が社長に就任したのは2年半前。コロナ禍に突入する前だ。以後、「社員の幸せ実現」のために改革に挑戦してきた。「社員数47人という規模だからできることがある」と奮闘する。

幸せ実現のためには利益が必要。昨年は、需要が多い汎用的サイズの単結晶ダイヤモンド(インサート)を標準化し、従来の常識を覆す価格で提供を開始。ダイヤモンド工具業界の常識を覆す挑戦だった。「単結晶ダイヤで加工するメリットは大きいが、超硬インサートに比べて高価で、欠けやすく取り扱いが難しい」ためにユーザーからは使用を敬遠されていた。そこで、価格破壊により、ユーザーが導入しやすくし、引き合いは急増した。生産性向上のために、レーザー加工機を今年中に3台から4台に増やす。

今年のJIMTOFでは、ブレーカー付や逆Rのインサートを披露する計画だ。

一方、働き方の改革にも積極的だ。全社員にPC端末を持たせ、連絡や会議はもちろん、受注データや図面まで端末で対応。ペーパーレス化は目前だ。席もフリーアドレス制を採用し、大きなディスプレイには、リアルタイムで生産状況や売上高などを表示。高島市という地理的な要因もあるが、勤務時間のフレックス制も導入した。10~14時をコア時間とし、あとはフリーに決められる。「仕事の生産性向上を期待できる」として「週休3日制や事務職のリモートワーク」の導入も検討している。今年からは給与体系や賞与基準も見える化し、モチベーション向上を図っている。

さらに、営業の積極展開を準備している。九州地区の営業強化だ。これに伴い、人材を募集中だ。

「事務所も工場も、社員が気持ちよく仕事をできるように、環境を整えることが私の仕事」と神谷社長。

日本産機新聞 2022年9月20日

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