2026年8月9日(日)

【メーカートップインタビュー】協育歯車工業社長/井田斉昭氏「安定供給を最優先」

増産や商品統廃合も

協育歯車工業社長/井田斉昭氏

今年注力することは。

製品を安定供給できる体制の構築を最優先させる。昨年以降、半導体製造装置業界を中心に、当社が強みとする小型歯車の需要が急増している。この結果、納期の長期化や製品不足でご迷惑をおかけしている。増産を継続させる一方で、それでも追いつかない状況を改善させる。

具体的には。

まずは、当社の生産能力を考えると商品の集中と選択はせざるを得ない。約4000点以上あった標準品歯車を2500点近くまで減らす。注文頻度が少ないものに加え、設備の老朽化や外注の廃業など、長期的に安定供給できない製品が中心になる。

また、食品業界向けの「青POMシリーズ」をはじめ、材料の供給が手配できない商品の受注を停止している。こればかりは当社だけではどうしようもない。こうした製品に関しては、現在手元にある在庫などを調整しながら、柔軟に進めたい。

そして、値上げ。11月21日の受注分から平均で25%値上げをさせて頂く。収益性を改善しないと長期的に安定供給が難しくなりかねないからだ。

増産はどうでしょうか。

当然、継続して進める。2017年に埼玉の春日部工場を増築して以降、毎年億単位の投資を続けてきた。すでに一昨年に比べ、昨年は生産能力を7割近くアップさせている。それでも受注残が減らず、むしろ増えているくらいだ。今年も新たな機械をはじめ、約2億円を投資する予定だ。

どのような投資になるのでしょうか。

増産に向けては、人材確保が長期的にも大きな課題となるため、自動化に関連する投資や、生産性の高い複合加工機を中心に投資していく。

一方で、開発強化の投資も続ける。この8月にはライスハウァー(スイス)の歯車研削盤も導入した。この機械でしかできないような部品や加工を強化したい。

日本産機新聞 2022年9月5日

暑中号特別企画 機械工具販売店の人材採用・育成戦略

機械工具販売店が人材採用と育成に力を入れている。人材の確保・定着が課題となる中、採用拠点の開設やSNSを活用した情報発信など各社が独自の施策を展開し、将来の成長につなげる。事業の持続的な発展を見据え、人材戦略を進める販売 […]

三共精機「Uターン学生の採用に力」【特集:機械工具販売店の人材採用・育成戦略】

「2027年4月入社は現時点で2名決まった。挑戦する気持ち、自己の成長を目指す若手の採用を強化したい」と話すのは経営戦略室の池ノ上理沙氏。今年4月から東京オフィスに採用拠点を設け、地方の若者が東京へ進学し、再び故郷に戻っ […]

コハラ「技術者が10年で6倍に」【特集:機械工具販売店の人材採用・育成戦略】

ユーザーのベテランと若手を採用 営業を強化するのか、技術力を鍛えるのかー。企業の戦略や方針によって必要な人材や育成方法は異なる。コハラは「システムインテグレーター(SIer)機能を持つ」という明確な方針の元、積極的に人材 […]

トピックス

関連サイト