2026年1月28日(水)

【メーカートップインタビュー】イーグル・クランプ社長/津山信治氏「営業支援システムを構築」

クランプ安全に使える提案を

イーグル・クランプ社長/津山信治氏

今年取り組むことは。

当社が手掛けるクランプは造船や鉄骨組立などの現場で使われる。鋼板などの重量物を吊り上げて運ぶため、クランプの老朽化や誤った使い方が原因で事故が起きることがある。

そのため当社の営業(テクニカルエンジニア)は定期的にユーザーを訪問してクランプを点検し、部品交換やその作業に最適なクランプを提案する。今年取り組むのは、営業がより良い提案をできるようにサポートする「営業支援システム」の構築だ。

営業支援システムとは。

営業が提案活動で必要な知識やアイデアを学び、知ることができるものだ。当社では、ユーザーそれぞれが使用するクランプ、使用年数、使用頻度、交換履歴などの情報を蓄積している。

その情報をデジタルデータベースにし、営業がオンデマンドで閲覧できるようにする。さらにはそのデータベースを解析し、多種多様なユーザーニーズに応じて最適なクランプを提供できるようにしたい。

なぜ営業支援システムを。

最適なクランプと使い方を提案しユーザーに安全に、そして安心して使ってもらう。そのスキルを営業全体で底上げするため。クランプの提案力は長年の経験によるところが大きく、ベテランと経験の浅い人の差は大きい。このシステムで差を減らし提案力の全体の質を高めたい。

そしてこのシステムは営業を後方支援する営業事務や技術や製造、さらには管理本部なども共有する。全社でユーザーの利用情報を理解し、的確に営業を支援、情報発信できるようにしていきたい。

営業支援システムの完成はいつ頃ですか。

来年6月をめどに完成する予定。しかしそれ以降も、提案の精度をより高めることができるように改良を続けていく。営業の提案活動をサポートし、それによってユーザーに安全にクランプを使ってもらえるよう進化させていく。

日本産機新聞 2022年9月5日

どうなる2026年 メーカー5社新春座談会(後半)

前半はこちら 1月5日号の新春座談会・前半はメーカー5社に25年の景況感や変化するユーザーニーズについて聞いた。足元の国内製造業は低迷しているものの、造船、航空・宇宙、防衛、エネルギーなどの業種で回復の兆しがあり、そこへ […]

2026トップ年頭語録【1】

日本工作機械輸入協会 金子一彦会長「連携強め、ソリューション提供」 昨年の工作機械輸入通関実績は約667億円となった。円安がさらに進んだ傾向にあり、 私たち輸入関連事業者にとっては、非常に厳しい試練の年だった。 今年は国 […]

2026トップ年頭語録【2】

日本工作機械工業会 坂元繁友会長「工作機械受注1兆7000億円」 2025年の工作機械受注額は年初見通しの1兆6000億円をわずかながら下回る見込みだ(速報値では1兆6039億円)。政治的リスクが顕在化する中で、高い水準 […]

トピックス

関連サイト