自動化の新技術が注目されたメカトロテックジャパン(MECT)2025。なかでもひと際目立ったのが、中小企業が導入しやすい自動化技術だ。少ない台数のマシニングセンタ(MC)の生産管理をしたり、手頃な価格でワーク自動交換装置 […]
NKワークス 4つ爪チャック/バイス
あらゆる形状を高精度に把握

NKワークス(東京都千代田区、03-3864-5411)はこのほど、独・HWR社の4つ爪チャック・バイス「INOFlex(イノフレックス)」シリーズを発売した。独自の補正機構によって、円形や角形、異形などあらゆる形状のワークを最小±3μm以内の高い精度でクランプできる。
旋盤用とマシニングセンタ(MC)・立形旋盤用の2種類を揃える。旋盤用は中空・中実パワーチャックと中実マニュアルチャック、MC・立形旋盤用はマニュアルチャックとマニュアルバイスをラインアップする。
4つ爪チャックは3つ爪チャックに比べ、円形以外の角形や異形など多様なワーク形状に対応でき、欧州では多くの現場で採用されている。「INOFlex」は対角上の爪が連動する独自の補正機構によって、どんなワーク形状でも回転軸と同心円状にクランプすることができる。また、薄肉ワークでも変形を抑えてクランプできる。
本体サイズはφ130㎜~2000㎜。同社は「4つ爪チャックは日本市場でまだ浸透していないので、まずは認知度を向上させ、優位性を広めていきたい」としている。
また、チャック・バイスの他、他社製品にも搭載可能なクランプジョーシリーズの「INOTop(イノトップ)」「INOZet(イノゼット)」も発売している。
日本産機新聞 2022年8月5日
ロボの活用で測定自動化 高精度ワークを機上計測 東京精密は棚型ストッカー「TARNER」と、小型三次元測定機「ZEISS Dura MAX」を展示し、協働ロボットがワークを測定機まで自動搬送する測定の自動化を提案した。T […]
従来の大量生産型から変種変量生産に対応する動きが加速しており、中小ユーザーを中心に手軽かつ低価格で自動化を可能にする提案が求められている。MECTでは『ワーク交換の自動化』をテーマに、簡単に自動化・省人化を図る提案が多数 […]






