物流強化に動く卸商社 卸商社の機能として昔から言われる「人・モノ・金・情報」。中でも、近年は「モノ」である物流機能の強化に動く卸商社が増えている。 背景の一つには顕在化してきた「物流2024年問題」がある。いまや配送業者 […]
三叉路…
〇…先日、ある機械工具商社の方と話をしていた時、「現在の値上げラッシュはデフレ脱却の大きなチャンスかもしれない」と語り、好機と捉えていた。直近は切削工具メーカーが相次いで値上げを発表し、機械工具全体でも値上げ傾向にある。
〇…日本のデフレの原因の1つが人口減少と言われる。第2次ベビーブームを経た後、出生率の減少が続いている。2021年の出生数は約81万人で、出生率は1・30と少子化と高齢化が進み、需要の増加が見込めず、デフレが常態化したと考えられている。
〇…日本のモノづくりのみ切り取って考えると、人口や需要減少だけでデフレになっているわけではないと感じる。これまで製造業の合言葉だったのが『良いモノを安く』である。品質の良いモノを安く買えるのはユーザーにはありがたいが、過度に安さを追い求めるあまり、モノづくりに対する視野やチャレンジ精神が阻害されてはいまいか。
〇…ある金型メーカー経営者は「金型屋が型にはまってはいけない」と言う。それはすべての事業に通じる考えだと思う。広い視野を持ち、新たなアイデアと技術を作り続けることがデフレ脱却の糸口だと考える。
日本産機新聞 2022年8月5日
機器と電気の知見を融合 伝導機商社のタツタ(大阪市西区、06・6538・3131)が制御や電気関連に強い企業のグループになって1年半。社長に就いて約1年を経て、碓井克久社長は「それぞれの強みである機器と電気の知見を融合さ […]
次世代技術がここに集結! MEX金沢2025(5月25〜17日、石川県産業展示館)には、工作機械や切削工具、工作機器、測定機器など過去最多の275社・4団体が出展する。自動化や工程集約、微細精密、省エネ、環境改善などの最 […]