2025年12月26日(金)

キャプテンインダストリーズ 機内を自動で録画

異常時の原因を究明

キャプテンインダストリーズ(東京都江戸川区、03-5674-1161)はこのほど、工作機械内を自動で録画し、ワークの判別を行うシステム「DIVINO(ディヴィーノ)」(写真)を発売した。異常時の原因究明が行える他、ワークの置き忘れや配置ズレなども判定し、ポカミスの軽減にもつながる。

工作機械の機内専用カメラ「ロトクリアカメラ」(ドイツ製)を主軸に取り付け、加工プログラムと連動して録画する。加工中にアラームや事故が発生した場合は録画を停止し、動画を確認、分析することで原因究明につなげることができる。

また、マスターワークを認識させることで、加工前にワークの有り無し、種類、配置ズレ、取り違いによる加工不良を防ぐことができる。加えて、リアルタイム画像で判断するため、加工時に必要なセンシング工程が短くなる。

日本産機新聞 2022年4月5日

[ 日本産機新聞 ][ 測定工具 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

工作機械・切削工具メーカーが各地でプラショーやカンファレンスを開催

オークマ「オークマ・マシンフェア2025」 オークマは11月12日から14日までの3日間、愛知本社で「オークマ・マシンフェア2025」を開催した。 人手不足や熟練作業者不足などの課題を解決する同社の最新技術を披露した。5 […]

日立産機システム CO2削減量をクレジット化する新サービスを始動

日立産機システム(東京都千代田区)は既存機から新型コンプレッサへの置き換えで削減できた二酸化炭素(CO2)の排出量をクレジット化するサービスを2026年度に開始する。クレジットは市場で売却し、得た収益はユーザーに還元する […]

経済産業省  航空機武器産業課 航空機部品・素材産業室  西山  正室長に聞く【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]

トピックス

関連サイト