2026年7月13日(月)

住友重機械工業 2023年度に1760億円目指す

電機制御や精密制御用減速機を強化

ロボット市場に注力

住友重機械工業(東京都港区、03-6737-2000)はこのほど、変減速機を中心としたPTC(パワートランスミッション・コントロール)事業などのメカトロニクスセグメントの売上高を2023年度までに21年度比約8%増の1760億円を目指す計画を発表した。電機制御や精密制御用減速機(MCD)などを強化し、成長分野を中心に需要を取り込んでいく考え。

メカトロニクスセグメントの20年度売上実績は1334億円、21年度は22%増の1630億円を見込む。コロナ禍で停滞していた市場が一転し、国内外ともに受注が回復した。国内や欧米では中小型の変減速機やロボット用精密減速機、モー
タの需要が増加している。

今回発表した「中期経営計画2023」では、23年度に売上高1760億円、営業利益100億円を計画する。すでに上振れる見込みもあり、中長期的には2000億円超を目標に掲げている。

特に強化するのが、買収した電機制御事業とMCD事業だ。同社は18年に産業用モータを手掛ける伊ラファ—ト社、19年にインバータを手掛ける英インバーテック社を買収し、電機制御分野への事業領域の拡大を図っている。現在売上の2割ほどを占め、今後さらに拡大させていく考え。既存の販売チャネルで拡販する他、新製品の開発などに取り組む。

MCD事業では、自動化、省人化ニーズで伸長する産業用ロボット市場に注力する他、生産能力を強化していく。これまで売上の5割以上を中小型減速機(GM)が占めていたが、将来的にはMCD事業が2割ほどを占めるまでに成長させていく考え。

日本産機新聞 2022年3月20日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

特集 成長する脆性材・樹脂・ゴム加工

機械や工具など技術開発が進む 直近、生成AIやデータセンターの投資が活発になり、半導体及び半導体製造装置の需要が急増。そのため、装置関連部材に活用される各種セラミックス(アルミナ、窒化アルミ、SiC)や石英ガラスなど脆性 […]

「技術で革新を作る」脆性材加工・トップ精工の取り組み【特集:成長する脆性材・樹脂・ゴム加工】

工具や治具も自社設計 「他社では加工が困難なセラミックスや石英ガラスなど難加工に取り組み、最適な工具・治具設計から加工条件まで確立しつつある」と語るのは中川翔太社長。2001年の設立以来、脆性材料の精密加工に特化し、マシ […]

「誰もが避ける道究める」樹脂加工・シティプラスチックの取り組み【特集:成長する脆性材・樹脂・ゴム加工】

大きさ、材質、量…全方位 半導体製造装置などの精密プラスチック部品を手掛けるシティプラスチックは今年3月、本社に6つ目の工場を新設した。これからも新棟を増やしていく計画で、これらの工場で約330台の工作機械をメーカー別に […]

トピックス

関連サイト