2026年7月17日(金)

住友重機械工業 2023年度に1760億円目指す

電機制御や精密制御用減速機を強化

ロボット市場に注力

住友重機械工業(東京都港区、03-6737-2000)はこのほど、変減速機を中心としたPTC(パワートランスミッション・コントロール)事業などのメカトロニクスセグメントの売上高を2023年度までに21年度比約8%増の1760億円を目指す計画を発表した。電機制御や精密制御用減速機(MCD)などを強化し、成長分野を中心に需要を取り込んでいく考え。

メカトロニクスセグメントの20年度売上実績は1334億円、21年度は22%増の1630億円を見込む。コロナ禍で停滞していた市場が一転し、国内外ともに受注が回復した。国内や欧米では中小型の変減速機やロボット用精密減速機、モー
タの需要が増加している。

今回発表した「中期経営計画2023」では、23年度に売上高1760億円、営業利益100億円を計画する。すでに上振れる見込みもあり、中長期的には2000億円超を目標に掲げている。

特に強化するのが、買収した電機制御事業とMCD事業だ。同社は18年に産業用モータを手掛ける伊ラファ—ト社、19年にインバータを手掛ける英インバーテック社を買収し、電機制御分野への事業領域の拡大を図っている。現在売上の2割ほどを占め、今後さらに拡大させていく考え。既存の販売チャネルで拡販する他、新製品の開発などに取り組む。

MCD事業では、自動化、省人化ニーズで伸長する産業用ロボット市場に注力する他、生産能力を強化していく。これまで売上の5割以上を中小型減速機(GM)が占めていたが、将来的にはMCD事業が2割ほどを占めるまでに成長させていく考え。

日本産機新聞 2022年3月20日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

コハラが食品機械事業に参入 充填からパレタイズまでの自動機を開発

機械工具販売店のコハラ(静岡県焼津市、054・629・6226)は食品機械事業に参入する。子会社のエンジニアリング会社が充填機からシール封止までができる食品製造ラインを開発した。今後は同技術を生かし、食品だけでなく、医療 […]

日本レヂボン、レヂボン水魚会・支部総会を開催 生産能力増強で内外需を取り込む

日本レヂボン(大阪市西区、06・6538・0136)は6月10日、ホテルモントレ大阪(大阪市北区)で関西支部、中・四国支部、九州支部合同のレヂボン水魚会支部総会を開いた。日本や欧米市場でのシェア拡大や受注増に合わせた生産 […]

特集 成長する脆性材・樹脂・ゴム加工

機械や工具など技術開発が進む 直近、生成AIやデータセンターの投資が活発になり、半導体及び半導体製造装置の需要が急増。そのため、装置関連部材に活用される各種セラミックス(アルミナ、窒化アルミ、SiC)や石英ガラスなど脆性 […]

トピックス

関連サイト