2026年7月2日(木)

住友重機械工業 2023年度に1760億円目指す

電機制御や精密制御用減速機を強化

ロボット市場に注力

住友重機械工業(東京都港区、03-6737-2000)はこのほど、変減速機を中心としたPTC(パワートランスミッション・コントロール)事業などのメカトロニクスセグメントの売上高を2023年度までに21年度比約8%増の1760億円を目指す計画を発表した。電機制御や精密制御用減速機(MCD)などを強化し、成長分野を中心に需要を取り込んでいく考え。

メカトロニクスセグメントの20年度売上実績は1334億円、21年度は22%増の1630億円を見込む。コロナ禍で停滞していた市場が一転し、国内外ともに受注が回復した。国内や欧米では中小型の変減速機やロボット用精密減速機、モー
タの需要が増加している。

今回発表した「中期経営計画2023」では、23年度に売上高1760億円、営業利益100億円を計画する。すでに上振れる見込みもあり、中長期的には2000億円超を目標に掲げている。

特に強化するのが、買収した電機制御事業とMCD事業だ。同社は18年に産業用モータを手掛ける伊ラファ—ト社、19年にインバータを手掛ける英インバーテック社を買収し、電機制御分野への事業領域の拡大を図っている。現在売上の2割ほどを占め、今後さらに拡大させていく考え。既存の販売チャネルで拡販する他、新製品の開発などに取り組む。

MCD事業では、自動化、省人化ニーズで伸長する産業用ロボット市場に注力する他、生産能力を強化していく。これまで売上の5割以上を中小型減速機(GM)が占めていたが、将来的にはMCD事業が2割ほどを占めるまでに成長させていく考え。

日本産機新聞 2022年3月20日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

牧野フライス製作所が新工場を稼働、大型・5軸機の需要向けに生産能力を強化

牧野フライス製作所はこのほど、山梨県富士吉田市に新設した工場の見学ツアーを開催した。新工場では、大型MC(マシニングセンタ)や5軸加工機の生産能力を向上させ、生産リードタイム半減を目指す。航空や防衛、データセンター関連な […]

工作機械 2026年4月受注は45%増の1889億円で歴代2番目の受注額を記録

アジア地域は歴代最高額を記録 日本工作機械工業会(日工会、坂元繁友会長・芝浦機械社長)はこのほど、2026年4月の工作機械受注額が前年同月比45・1%増の1889億6700万円になったと発表。先月の1934億7000万円 […]

精工産業  鈴木 浩司常務に聞く 高度化、多様化する測定・検査のニーズとは【特集:測定・検査の効率化】

機械工具や鋼材を扱う精工産業は昨年7月、ユーザーの測定業務を請け負う「計測技術室」を開設し、測定や検査分野を強化している。同事業を立ち上げた鈴木浩司常務取締役は「測定や検査業務のニーズの変化を感じる」と話す。自動化や効率 […]

トピックス

関連サイト