2026年4月24日(金)

三叉路…

〇…デジタル技術はビジネスの在り様を変え続けている。テレビ会議システムは顧客との距離をなくし、AIで自動回答や出荷予測ができるようになっている。その進化は止まらないが、功ばかりではない。どんなことにも光と影はある。

〇…あるデザイン会社の社長は影の一つに「育成」を挙げる。今はアポもメール、デザインも個々のパソコンの中。「先輩の隣で電話を聞き、どう話せばアポが取りやすいかを学ぶ。手書きのデザインからは、思考プロセスを学ぶ。今はそうしたことが難しい」。

〇…製造業では、こうした課題を重く見ているのだろう。技能者の動作の動画分析や、ノウハウを「見える化」する企業が増えている。ある自動車メーカーの技術者は、こうした取り組みについて「ノウハウやカンコツを伝えるには、デジタルを活かした今のやり方があるはず」と話す。

〇…機械工具業界でも同じではないか。むしろ、アポの取り方、顧客との会話など「見て覚えること」が多いため、そうした営業プロセスの「見える化」は重要ではないか。来週には多くの若者が機械工具業界に入ってくる。そんな時だからこそ、今の時代に合った育成方法を再考したい。

日本産機新聞 2022年3月20日

[ コラム ][ 三叉路 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

三共精機 国内営業部を二部体制に、半導体回復も追い風

三共精機 国内営業部を二部体制に、半導体回復も追い風

26年度の方針説明会開く 機械工具商社の三共精機(京都市南区、075・681・5711)は、京都経済センター(京都市内)にて、2026年度方針説明会を開催し、25年度の売上高は前年比3・7%増の約43億円を見込んだ。26 […]

DMG森精機と東京大学が研究センターを設立、工作機械の技術研究や人材育成に産学連携で注力

DMG森精機と東京大学は4月、東京大学の大学院工学系研究科内に「マシニング・トランスフォーメーション研究センター(MXセンター)」を開設した。MXセンターは、工作機械の価値を将来にわたり高める研究を行い、技術革新を生み出 […]

山善、INSOL-HIGHら「J-HRTI」発足、ヒト型ロボの社会実装目指す

7月にはデータ収集センターも設立 山善(大阪市西区)とINSOL‐HIGH(東京都千代田)、ツムラ(東京都港区)、レオン自動機(栃木県宇都宮市)はこのほど、ヒューマノイドロボット(ヒト型ロボット)の社会実装に向けたコンソ […]

トピックス

関連サイト