2026年6月17日(水)

世界の半導体製造装置市場 21年に初の1000億ドル超え

半導体業界の国際団体・SEMI(米)はこのほど、2021年の半導体製造装置の世界販売額が前年比44.7%増加の1030億ドル(約11兆7000億円)になる見通しを発表した。過去最高だった20年の710億ドル(約8兆円)を上回り、初めて1000億ドルを超える。

市場成長をけん引するのは、ファウンドリ(製造受託企業)とロジック(演算用)半導体分野の投資だ。各社、ウェーハファブ装置や組立・パッケージ装置などに投資し、生産能力を増強しており、21年には前年比50%増の493億ドルに達する見通し。

また、メモリ・ストレージ(記憶装置)の旺盛な需要からNANDおよびDRAM装置投資も堅調に推移している。DRAM装置分野は21年に前年比52%増の151億ドル(約1兆7000億円)と急拡大し、NAND装置分野も21年に同24%増の192億ドル(約2兆1000億円)まで拡大する見込み。

地域別では、20年に続き、21年も中国が首位市場となる見通し。22年以降は台湾が首位を取り戻すとみられる。また、21年は全ての地域で装置販売額が増加する見込みだ。

SEMIプレジデント兼CEOのアジット・マノチャ氏は「デジタルインフラの構築や多様な最終製品市場にまたがる長期的トレンドの中で、今後も投資は継続する」とみる。22年の世界販売額は1140億ドル(約12兆9000億円)と、連続して過去最高を更新する見通し。

日本産機新聞 2022年1月5日

[ 日本産機新聞 ][ 統計データ ] カテゴリの関連記事

芝浦機械が米研削盤のムーアを買収、北米市場に攻勢

芝浦機械は5月18日、アメリカの研削盤メーカー「ムーア・ナノテクノロジー・システムズ」を買収すると発表した。超精密加工分野を強化するとともに、北米市場の開拓につなげる。 アメリカの100%子会社を通じ、ムーア社の全株式を […]

真和工業 「運ぶ」から「滑らせる」へ発想の転換で物流を変える

物流改善の樹脂パネル『μ(ミュー)デッキパネル』はローラーコンベアや台車に代わり、重量物を安全かつ誰でも簡単に運べることを念頭に、自動車部品の生産現場などで数多くの物流改善を手掛けてきた小島プレス工業が開発。物流器具事業 […]

グーリングジャパン、テスト加工現場立ち上げでトータル提案を強化

グーリングジャパン(愛知県豊田市、0565・65・3688)は今年、本社工場にテスト加工現場を立ち上げ、工具販売のみならず、テスト加工、代理店やユーザーへのトレーニング、再研サービスまで一貫体制でトータル提案を強化し、顧 […]

トピックス

関連サイト