2025年12月23日(火)

タンガロイ 工具径φ8~25㎜対応小径高送りカッタ

タンガロイ(福島県いわき市、0246-36-8501)は、工具径φ8~25㎜に対応する小径・多刃仕様の高送りカッタ「アド・ドゥー・フィード」(写真)を発売した。高送りカッタ「ドゥー・フィード」シリーズの小型部品加工向けとして開発した。

小型部品加工では、小径のソリッドエンドミルが使われることが多い。しかし、溝や堀込み加工など高負荷加工では、切込みや送りを上げるのが難しく、加工時間が掛かっていた。

アド・ドゥー・フィードは内接円径φ4㎜の小型インサートと、工具径φ16㎜で4枚、φ25㎜では7枚の多刃仕様ボディの組み合わせで、小型部品でも高能率加工を実現。小型ながら、両面仕様の4コーナタイプ、切りくずの噛み込みを防ぐインクネネーションなど、ドゥー・フィードの特長を踏襲した。

今回の発売で、大径から中径に対応する「ドゥー・フィード」と合わせて、幅広い加工領域で高能率加工を可能にした。

日本産機新聞 2021年9月20日

[ 切削工具 ][ 日本産機新聞 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

経済産業省  航空機武器産業課 航空機部品・素材産業室  西山  正室長に聞く【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]

航空機部品メーカー・オオナガの取り組み【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

ベトナムの格安航空会社(LCC)がボーイングに200機を発注するなど航空機の需要が急拡大しているベトナム。旺盛な航空機の需要増に合わせ、欧米の航空機や部品メーカーが現地でのサプライヤー開拓を進めている。ベトナムで航空機部 […]

航空機産業を支える注目7社の生産財【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

アジアでは新興国の人口増加や経済成長、インフラ需要などに伴い、航空機産業は今後さらなる伸びが期待されている。政府もこうした需要拡大を見込み、アジアでの航空機産業へのサプライチェ—ン参画を強化するため、補助金や官民連携など […]

トピックス

関連サイト