2025年11月16日(日)

三叉路…

〇…21世紀を一言で表すなら、「インターネット情報時代」といえる。1990年代後半から、パソコン、インターネット、携帯電話など情報通信技術が急速に普及し、スマートフォンの登場で誰もが手軽にIT技術、デジタル技術を享受できる環境が整った。

〇…これらIT関連サービスを現在の市場規模でみるとクラウドサービスは1000億ドル規模、ネットフリックスなどの定額制動画配信サービス市場は600億ドルを超え、10年前には存在していなかった市場が急速に成長している。

〇…インターネット時代の波は機械工具業界にも大きな影響を与えている。コロナ禍で顧客との対面が難しくなり、情報提供としてメルマガやインスタグラムなどSNS活用、ユーチューブ動画による製品紹介といったコンテンツ制作が当たり前になった。

〇…あるメーカートップは言う。「10年後にデジタルネイティブ世代が顧客のキーマンになる」と。すでに若い技術者ほどネットで技術情報を集めることは普通になり始めている。従来通りの人による情報の流通も大切だが、未来の視点で見れば、インターネット時代に合わせた情報の流通が不可欠になる。

日本産機新聞 2021年9月20日

[ コラム ][ 三叉路 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

全国Cominix会総会 より良い活動を目指し発展的に解散

第23回全国Cominix会総会が9月12日、リーガロイヤルホテル大阪(大阪市北区)で開催された。正会員や賛助会員など142人が出席した。 開催に先立ち東部Cominix会の大内宏会長(共立機材商会社長)が、Comini […]

テクロック 測定データ管理に新機能

テクロック(長野県岡谷市、0266・22・4911)は、測定データ管理・分析システム「SmartMeasure(スマートメジャー)」の無料版「Lite(ライト)」にグラフ機能とゴム硬度計対応機能を追加した。 「スマートメ […]

三井精機工業  那須  要一郎社長 「『三井』ファン増やす」

既存顧客を大事に、持続成長目指す 「地道に『三井ファン』を増やし続けたい」。そう話すのは、今年6月に三井精機工業の社長に就任した那須要一郎氏。「既存のお客様を大事にしながら、永続できる会社にするのが自らの役目」という。 […]

トピックス

関連サイト