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THK 中国2工場に新棟増築

主力製品の生産能力を強化

THK(東京都港区、03-5730-3911)はこのほど、中国国内における旺盛な需要を受け、中国の連結子会社であるTHK(常州)精工、THK(遼寧)精密工業の2工場の敷地内に新棟を増築し、生産能力を増強すると発表した。
江蘇省常州市に拠点を置くTHK(常州)精工の新棟は、延床面積1万4296㎡、総工費は約8000万人民元(約14億円)となる。アクチュエータ、ユニット製品の製造、及び中国域内工場への生産設備の製造・提供による生産性向上の最大化を図る。2022年3月の竣工を予定している。
一方、遼寧省大連市に拠点を置くTHK(遼寧)精密工業の新棟は、延床面積2万4571㎡、総工費は約1億5000万人民元(約25億円)となる。「LMガイド」をはじめとする直動製品の製造を増強し、主力製品の生産能力を拡大することで長期的な安定供給体制を整える考え。23年1月の竣工を予定している。
中国では工作機械や一般機械、エレクトロニクス関連、EV向けリチウム電池関連での設備投資が活発化。同社中国国内向け製品の受注も好調を維持している。同社では足元だけでなく、中長期的にも需要拡大が見込めると判断し、中国2拠点の生産能力強化に踏み切った。
日本産機新聞 2021年8月20日
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