2026年10月17日(土)

ロボコム・アンド・エフエイコム 南相馬に新工場

SIの後方支援の拠点

部品加工や半製品の開発

ロボコム・アンド・エフエイコム(東京都港区)は6月28日、福島県南相馬市の復興工業団地に建設していた南相馬工場の開所式を開いた。デジタル技術やロボットを活用した無人ラインを設け、半製品や特注部品を生産する。またロボットシステムインテグレータ(SIer)の技術者育成などSIの後方支援を行う。

約34億円を投資した新工場は、延べ床面積3090平方メートルで、大型マシニングセンタや複合加工機、3Dプリンタなどを導入した。デジタル技術を活用し、カーボンニュートラルを可能にするエネルギーマネジメントシステムや、販売から設備まで連動した生産システムを構築した。

新工場のコンセプトは「ロボットSIerの後方支援」で、大きく3つの機能を持つ。一つは自動化ラインや3Dプリンタを活用し大型部品や、短納期が求められる特注部品を生産する。

もう一つが、ロボットによる自動化を支援する半完成品「ロボットシステムパッケージ」の開発と生産だ。半製品化することで、自動システムの導入コストを下げ、中小企業でも導入可能なパッケージとして提供する。

三つ目がSIer人材の育成だ。敷地内には、エンジニア研修センターを設置。海外からの研修生を受け入れるなど技術者を育成する。

天野眞也社長は「ロボットSIerを後方支援するとともに、かっこいい工場として業界を魅力あるものにし、日本を再び元気にする起点となりたい」としている。

日本産機新聞 2021年8月5日

[ ニュース ][ 会社移転・新設 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

社員の「やりたい」を事業の力に 北出金作商店、ものづくりの魅力をカフェから発信

機械工具販売店の北出金作商店(京都市中京区、075・311・3141)は本社そばに「Cafe ギアデ」をオープン。きっかけは、社員の「やってみたい」という声で、工場を眺めながら過ごせる空間には、会社のこれからと、ものづく […]

FingerVisionがフィジカルAIの現在地を語る

FingerVisionがフィジカルAIの現在地を語る

視触覚センサでロボットの応用範囲を拡大 9月7日、グラングリーン大阪(大阪市北区)で「次世代テックフォーラム・トータルコーディネート会議『2030年代の技術予測から読み解くビジネスチャンス』」(主催:大阪商工会議所、共催 […]

デンソーウェーブ AMR・ロボの組み合わせ実装機にリールを供給【特集:搬送の自動化・効率化】

デンソーウェーブがモバイルマニュピレータで半導体実装機にリールを自動供給する技術を提案している。実装機との相対位置をQRコードで認識し座標補正する機能により、多様な実装機に対応できる。人が担っている供給作業を自動化し、半 […]

記事ジャンル

関連サイト