2026年2月12日(木)

ロボコム・アンド・エフエイコム 南相馬に新工場

SIの後方支援の拠点

部品加工や半製品の開発

ロボコム・アンド・エフエイコム(東京都港区)は6月28日、福島県南相馬市の復興工業団地に建設していた南相馬工場の開所式を開いた。デジタル技術やロボットを活用した無人ラインを設け、半製品や特注部品を生産する。またロボットシステムインテグレータ(SIer)の技術者育成などSIの後方支援を行う。

約34億円を投資した新工場は、延べ床面積3090平方メートルで、大型マシニングセンタや複合加工機、3Dプリンタなどを導入した。デジタル技術を活用し、カーボンニュートラルを可能にするエネルギーマネジメントシステムや、販売から設備まで連動した生産システムを構築した。

新工場のコンセプトは「ロボットSIerの後方支援」で、大きく3つの機能を持つ。一つは自動化ラインや3Dプリンタを活用し大型部品や、短納期が求められる特注部品を生産する。

もう一つが、ロボットによる自動化を支援する半完成品「ロボットシステムパッケージ」の開発と生産だ。半製品化することで、自動システムの導入コストを下げ、中小企業でも導入可能なパッケージとして提供する。

三つ目がSIer人材の育成だ。敷地内には、エンジニア研修センターを設置。海外からの研修生を受け入れるなど技術者を育成する。

天野眞也社長は「ロボットSIerを後方支援するとともに、かっこいい工場として業界を魅力あるものにし、日本を再び元気にする起点となりたい」としている。

日本産機新聞 2021年8月5日

[ ニュース ][ 会社移転・新設 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

エヌティーツール「脱着からプリセットまでを完全自動化」【特集:〜自動車産業〜提案したい技術はこれだ!】

ここ数年、国内の自動車産業は電気自動車(EV)の需要鈍化やトランプ米政権の関税政策で次の一手が見えづらく、難しい局面が続く。2026年はHV関連を中心に少しずつ回復する予測もあり、自動車産業の設備投資が期待される。ただ、 […]

オーエスジー「小径深穴を安定連続加工」【特集:〜自動車産業〜提案したい技術はこれだ!】

小径超硬ドリル「AD-MICRO」 オーエスジーは、小径深穴の長時間連続加工を実現する外部給油タイプの小径超硬ドリル「AD‐MICRO」を昨年7月に発売し、注目を集めている。 製品開発したデザインセンター・内田聖也氏は「 […]

カブト工業「先端取替式のパイオニア」【特集:〜自動車産業〜提案したい技術はこれだ!】

「先端取替式回転センター」 「当社の回転センターの先端は、簡単に抜けると同時に、抜けにくいという特色を持つ」と語るのは片原勇社長。1964年に誕生した『先端取替式回転センター』は半世紀以上の歴史を持ち、二輪や四輪などの部 […]

トピックス

関連サイト