2022年1月24日(月)

三叉路…

○…切削工具メーカーが開く技術セミナー。なぜ参加するのか、金型メーカーに尋ねたことがある。「自らでは知り得ない技術に出会えるから」。狭い知見で能動的に探すより、受動的に情報のシャワーを浴びた方が「未知の技術に出会える可能性が高い」という。

○…今号の特集「ユーザーインタビュー」は工具商がその役割を担っているのだと実感した。ユーザーにとって切削工具は加工品質や生産性に直結する重要なツール。「新製品のキャンペーンなどは効率良く最新の情報を浴びられるシャワー」なのだ。

○…いまや切削工具もウェブに情報が溢れ、ユーザーの多くが情報収集に利用する。しかしその情報の多くは特性やスペックなどで、動画を見て性能を実感しにくい。忙しい日々、限られた時間で、情報の海から欲しい情報を見つけるのは難しいと感じている。

○…工具商にとってユーザーへのPR活動は日々の『業務』。けれどユーザーはそのPRを情報収集の拠り所としている。コロナ禍で訪問が制限され、展示会が減り、ネット活用が広がった。しかしそれが工具商の日々のPR活動の存在価値を改めて知る機会となったのではないか。

日本産機新聞 2021年8月5日

[ コラム ][ 三叉路 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

業界団体 年頭所感

PART1:日本鍛圧機械工業会  北野 司会長「変化・変容で立ち向かう」PART2:日本ロボット工業会  小笠原 浩会長「ロボットの利用分野拡大へ」PART3:日本光学測定機工業会 […]

2022年各業界団体の見通し 受注・販売も、増加傾向続く

EV、5G関連に期待 工作機械・ロボット、測定機器 工作機械や産業用ロボット、測定機器など機械工具関連の2022年の業況は、昨年に続き増加傾向が続く。各業界団体が22年の見通しを発表し、日本工作機械工業会(日工会)は年間 […]

冨士精密  新たな実験室を稼働

冨士精密 新たな実験室を稼働

ナットなどテスト環境を強化 ゆるみ止めナットのメーカーである冨士精密(大阪府豊中市、06-6862-3112)はユーザーの課題解決やソリューション提案を図るため、ボルトやナットのゆるみ評価が行える実験室の設備強化を図り、 […]

トピックス

関連サイト