2025年9月13日(土)

市井専務が社長に −日本精工−

 日本精工は4月1日付で、市井明俊専務が社長に就任する発表した。内山俊弘社長は代表権のない会長に就く。

 2月2日に開いた会見で、内山社長は市井氏を後任に選んだ理由について「人望が厚く、新しいものを理解するセンスに長けている」と評価した。市井氏は自動車軸受事業で手腕を発揮。インドの総支配人や欧州事業なども担当しており、海外にも明るい。

 市井氏は「100年先も1000年先も回り続ける会社にしたい」と抱負を話した。

 市井氏の略歴

 1986年早稲田大学商学部卒、同年日本精工入社、2008年自動車軸受本部副本部長、12年インド総支配人、16年経営企画本部長、17年執行役常務、10年代表執行役専務、1963年東京都生まれ。

日本産機新聞 2021年2月20日号

[ ニュース ][ 人事 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

ハイウィン 林  育志副社長「DD方式ロータリーテーブル拡販」【特集:メーカートップインタビュー】

工作機械の市場開拓も 昨年を振り返って。 工作機械やロボットなどFA関連の設備投資は低迷したが、昨年後半は半導体産業でAIやHPC向けの先端半導体向け設備が上向き、日本にも好影響で、今年上半期の売上は前年同期比20%増と […]

恊育歯車工業 井田  斉昭社長「ユーザーとの接点増やす」【特集:メーカートップインタビュー】

販売店と共同で展示会も 今年注力することは。 販売店や代理店と協力しながら、ユーザーとの接点を増やしていく。狙いはもっとユーザーのニーズを探るためだ。当社のお客様は最終ユーザーであり、販売店や代理店はパートナーだと考えて […]

加茂精工 今瀬  玄太社長「5カ年中期ビジョンを策定」【特集:メーカートップインタビュー】

5カ年中期ビジョンを策定 現状について。 ウクライナ紛争やトランプ関税などの影響で、工作機械やロボットなど設備投資計画は後ろ倒しになっているが、解消されれば、動き出す企業も増えると見ている。 今年の取り組みは。 主力であ […]

トピックス

関連サイト