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自動旋盤周辺機器を強化 −育良精機−
一気通貫のサービス提供目指す

育良精機(茨城県つくば市、029-869-1212)が、自動旋盤周辺機器の提案を強化している。「ワンストップトータルソリューション」というコンセプトを掲げ、主力の自動棒材供給装置のほか、スラッジ回収装置やクーラント装置、ミスト回収装置などの製品ラインアップを強化。一気通貫での製品やサービス提供を目指す。
同社は昨年11月、旋削加工時に発生するオイルミストを回収する「ミストチェンジャー」を発売した。新技術の「ブラシ放電」を採用した電気集塵式で、最大200㎎/㎥の高濃度ミストに対応可能。「フィルター交換が不要で、メンテナンスの負担も軽減できる」(省力機器事業部・武岡和彦事業部長)。
同社では長年にわたって、自動棒材供給装置「BARTOP(バートップ)」を手掛け、NC旋盤の自動化に貢献してきた。その一方で、「自動旋盤には様々な周辺機器が存在する。こうした製品も手掛けることで、一気通貫での製品やサービスの提供が可能になる」(武岡氏)とし、2014年頃から周辺機器の開発にも注力している。
現在、新製品の「ミストチェンジャー」のほか、タンクに溜まったスラッジを吸引する「スラッジバキュームクリーナー」、中・高圧クーラント装置、ワークに付着した油や切粉を除去する「パーツブロークリーナー」など6アイテムを揃える。
「自動棒材供給装置メーカーならではの製品開発に取り組んでいる」(武岡氏)。特にこだわるのは、「スペースの有効活用」と「取り回しの良さ」だ。
工場内のスペースを有効活用するために、各製品は自動棒材供給装置の上下のスペースに設置できるように設計。「ミストチェンジャー」は上部に設置でき、中・高圧クーラント装置は下部に設置できる。同じスペースでも設置できる設備の数を増やすことができ、生産稼働率を向上させることも可能になる。
また、「スラッジバキュームクリーナー」や「パーツブロークリーナー」は外形幅300㎜など、コンパクトに設計することによって、機動性を高め、狭い通路でもスムーズな移動を可能にした。
「アフターサービスも含めて、自動旋盤の周辺機器は全て当社でサポートできるようにし、顧客の利便性の向上につなげたい」(武岡氏)。今後も製品ラインアップを拡充し、将来的には売上高を現状の1.5倍まで引き上げることを目指す。
日本産機新聞 2021年2月20日
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