2026年1月23日(金)

年頭所感 −日本ロボット工業会 会長 小笠原 浩−

市場拡大に向けて

 本年のロボット産業は、緩やかな景気回復とともに、従来からの底堅い自動化需要に加えて今回のコロナ禍による感染防止対策上での新たなロボットニーズも生まれており、受注額は対前年比4%増の8840億円、そして生産額は5.6%増の8220億円の見通しとしました。政府が3019年7月に取り纏められた「ロボットによる社会変革推進計画」で、人材育成、エコシステム、R&D体制の構築やオープンイノベーションを重点に各種政策を強力に展開しています。

 当工業会としても、「市場拡大に向けた取組」、「イノベーションの加速化」、そして「国際標準化の推進、国際協調・協力の推進」の三つを主体的に行うこととしております。特に、市場拡大の担い手でもあるFA・ロボットシステムインテグレータ協会が、昨年度試行した「ロボットSI検定3級」を本年度より正式に実施運用することとしており、人材育成の活動をはじめ、業界ネットワークの構築やマッチング活動等の事業を更に積極的に展開することと致しております。

 展示会は、コロナ禍で昨年中止となった「実装プロセステクノロジー展」を5月26日~28日に、また、延期となっていた「Japan Robot Week」を7月8日~11日に開催するとしております。本年12月に開催予定であった「国際ロボット展」については、東京オリンピック・パラリンピックの開催上、年を越して22年3月9日~12日での開催となりました。そして、当会は22年10月に創立50周年を迎えますが、その「50周年記念事業」企画について現在検討を行っております。

日本産機新聞 2021年1月20日

[ オピニオン ][ 日本産機新聞 ][ 特集 ] カテゴリの関連記事

2026トップ年頭語録【1】

日本工作機械輸入協会 金子一彦会長「連携強め、ソリューション提供」 昨年の工作機械輸入通関実績は約667億円となった。円安がさらに進んだ傾向にあり、 私たち輸入関連事業者にとっては、非常に厳しい試練の年だった。 今年は国 […]

2026トップ年頭語録【2】

日本工作機械工業会 坂元繁友会長「工作機械受注1兆7000億円」 2025年の工作機械受注額は年初見通しの1兆6000億円をわずかながら下回る見込みだ(速報値では1兆6039億円)。政治的リスクが顕在化する中で、高い水準 […]

2026年機械工具関連団体の需要見通し 航空、防衛や造船のけん引に期待

減税も内需を後押し 工作機械、ロボット、測定機器の機械工具関連3団体が2026年の見通しを発表した。工作機械の受注額は前年比6.0%増の1兆7000億円と見通した。ロボットの受注額は3.2%増の1兆300億円と22年以来 […]

トピックス

関連サイト