失敗を許容できる空気が人材育成のヒント このコーナーを担当して管理職に課題や悩みをヒアリングするのが常になっている。最も多いのは育成や若手のサポートが難しいという声。管理職は40代以上が多く、昭和世代の上司に育成されてき […]
年頭所感 −日本鍛圧機械工業会 会長 坂木雅治−
新型コロナに翻弄された一年

2020年の受注状況ですが、工業会の受注予想では、暦年・年度予想共に2250億円(前年比約31.2%減)としていましたが、暦年・年度ともに2260億円と微増を見込んでいます。
プレス機械系では自動車製造関連業種等の設備投資が世界的に落ち込みましたが、21年には電機業界を含めた自動車EV化加速に伴う戦略的投資等が期待されるところです。板金機械系では国内外ともに設備投資が低迷しましたが、年の後半から一部では改善の兆しが見られる地域もありました。5G関連や医療機器関連の設備投資が下支えとなっており、21年の明るい材料と言えます。
昨年末の調査統計委員会では21年暦年は2560億円で13・3%増、年度は2700億円と前年を19.5%上回る水準になるものと予想しております。一方、今年開催予定であったMF‐TOKYO 2021は、東京オリンピックの延期を受けて、中止とせざるを得ませんでした。代わりにオンライン展示会の開催を予定しております。オンラインMF‐TOKYO 2021では「つながる技術で世界に広げる、明日のものづくり」を副題に日本の技術力の発信に力を入れたいと考えております。事業活動の柱の一つであるMF技術大賞は、本年5月18日の総会時に表彰式を開催致します。
また、ISO国際規格の制定会議において、日本の提案を織り込んだ国際規格が2規格発行される成果を収めました。JIS化の活動も進めています。今後も、国際規格の制定に日本案を提案する活動を進めて参ります。
日本塑性加工学会様との産学連携研究は、その研究成果を会員に公開しております。今後も技術発展に資する共同研究を行い、会員企業の技術力向上に寄与できればと考えております。
日本産機新聞 2021年1月20日
従来切削油と同等以上の加工性能を実現 環境負荷も大幅軽減 主に油圧装置の製造・販売を手掛けるユーテック(大阪府南河内郡、0721・984419)が従来の油性や水溶性の加工油に代わる新技術として、水性切削・研削液「アクアブ […]
精度と時短、無バリで両立 製造現場で人手不足対策やコスト削減、安全性などのニーズが高まる中、それに伴いバリが出にくい切削工具の普及も進む。加工後のバリ取りを無くすことで熟練技術者に依存しない体制や工程短縮を実現するほか、 […]






