ウェビナーで点検方法解説 キトーは製品の点検方法や、故障の原因と対策などをテーマとしたウェビナーを開催している。大手企業の保全担当者から中小企業の現場作業者まで幅広いユーザーが対象。これまで接点を持つのが難しかった顧客層 […]
年頭所感 −「幸せ」実感できる滋賀/ニューノーマルな時代−
滋賀県 知事 三日月 大造「『幸せ』実感できる滋賀」
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、決意も新たに新年をお迎えのことと存じます。本年が希望に満ちた素晴らしい年になりますことを心よりお祈り申し上げます。年末年始においても、医療・福祉・物流など、県民の皆様のために仕事をしてくださっている方に、深く感謝申し上げます。
さて、昨年からの世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大は、医療現場や経済活動へ大きな影響を及ぼすだけでなく、私たちのこれまでの生活様式や価値観に大きな変化をもたらしています。県民の皆様には、感染拡大防止に多大な御協力をいただいているところであり、心より御礼申し上げます。
グローバル経済への過信や都市一極集中のリスクなどコロナ危機によって、現代社会が抱える課題が顕在化した一方で、本県の適度な“疎”や自然に恵まれた暮らしなど、滋賀の持つ価値が再評価されています。ウィズコロナ・ポストコロナ時代を展望し、危機を転機と捉え、滋賀の強みを伸ばしながら、「幸せ」を実感できる滋賀をつくってまいりたいと存じます。
また、一昨年に引き続き昨年も、琵琶湖の健康にとって重要な「全層循環」が、北湖の一部で確認できませんでした。この原因のひとつが地球温暖化であると考えられており、私たちは、この琵琶湖から発せられる“気候変動アラーム”を、危機感をもって受け止める必要があります。
滋賀県では、昨年から“しがCO2ネットゼロ”ムーブメントの取組を始め、多くの県民の皆様から賛同の声をいただいているところですが、今年は、その取組を一段と加速させ、皆様とともに未来をつくる「一歩」を踏み出す年にしてまいりたいと存じます。
本年も県民の皆様の願いや思いに寄り添いながら、すべてのひとの「いのち」が等しく守られる滋賀、「利他のこころ」でともに生きる滋賀をつくってまいりたいと存じますので、引き続き、ご理解とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。本当の意味での「健康しが」の実現に向け、ともにがんばりましょう!
滋賀県機械工具商組合 理事長 平山 正樹「ニューノーマルな時代」
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
昨年は新型コロナウイルス(COVID‐19)感染症により春の緊急事態宣言の発令から国内は大きな影響を受けました。そのような中、巷ではゲーム「あつまれ!どうぶつの森」のヒットや映画『鬼滅の刃』ブームなど明るい話題もありました。年末には「はやぶさ2」のカプセルが無事に帰還する喜ばしいニュースも飛び込んできました。
今回のコロナショックで、これまで先送りしてきた課題が浮き彫りになりました。テレワークや在宅勤務が進む中、デジタイゼーション(アナログ→デジタル)に満足していては先がなく、これまでの営業スタイルが通用しない事が露呈しました。DXが急激な進展を見せる現在、イノベーションを起こすことが将来の成長には不可欠です。
また、少子化による労働生産人口の減少は、経済だけでなく国の安全を守る国防にも影響を与えます。延期された東京五輪の運営もボランテイア頼みとは、よもや、よもやです。これを失業者対策として対処すべきです。特に、医療現場は感染者の増加による過酷な勤務体制が常態化し疲弊しています。Go toキャンペーンという愚策を止める判断が遅い!やがて医療だけでなく、すぐ介護体制の崩壊が迫ります。官民一体で仕事と介護の両立支援が急務です。
さて、私たち機械工具商も魅力がなければ若い人材が流入しません。特にSDGsへの取組みは喫緊の課題です。これまでの知識偏重から社会の課題解決へ『教育の質的転換』へ全集中することが求められます。これこそ、びわ湖を預かる滋賀県の企業が持続可能に成長する秘訣です。
結びに、湖国の発展と魅力あふれる職種を目指し事業活動に精進する所存です。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
日本産機新聞 2021年1月20日
デジタル人材の開発へ 『工作機械から切削工具までのトータルアドバイザー』として高い専門性を活かした営業活動を展開するタナカ善(京都市伏見区)は2020年に本社を移転。働きやすい環境を整えつつ、工作機械や切削工具のテスト加 […]
顧客の役に立つ営業を 軸受・伝導機器から油空圧・制御・計測機器、省力機器までモノづくりに必要な機器を販売する三光機工(京都市南区)は2022年、手狭になりつつあった本社を移転。伸び伸びとした環境下で成果主義と現場裁量のバ […]