2025年12月3日(水)

年頭所感 –三菱マテリアル 執行役常務 加工事業   カンパニープレジデント 田中 徹也–

“ワクワク”をお届け

 昨年は新型コロナウィルスの感染拡大によって世界経済が大きく落ち込んだことに加えて、働き方も大きく変わりました。世界中の人やモノがグローバルに移動することを制限されている状況では従来の対面を前提とした商談などは変革を余儀なくされ、製造業におけるサプライチェーンも大きく変化していく事が考えられます。このような状況の中、デジタル技術の活用ニーズが間違いなく高まっていくでしょう。

 人々の購買行動はEC(electronic commerce)へのシフトが加速しており、提供するサービスもリアルからデジタルに変化してきています。

 当社も高性能・高品質な工具の提供にとどまらず、デジタル技術を活用したお客様サービスを強化することによって、お客様から真のパートナーとして信頼を得る、活力溢れたワクワクする事業体となることを目指してまいります。

 本年も多くの皆様に“ワクワク”をお届けできるよう、三菱の総合力を発揮して、お客様の声をしっかりとお聞きしスピーディーにお応えしていく所存です。

日本産機新聞 2021年1月5日

[ 日本産機新聞 ][ 特集 ] カテゴリの関連記事

ユーテック 水性切削液「アクアブルー」を実用化へ

従来切削油と同等以上の加工性能を実現 環境負荷も大幅軽減 主に油圧装置の製造・販売を手掛けるユーテック(大阪府南河内郡、0721・984419)が従来の油性や水溶性の加工油に代わる新技術として、水性切削・研削液「アクアブ […]

【Innovation!】バリレス工具

精度と時短、無バリで両立 製造現場で人手不足対策やコスト削減、安全性などのニーズが高まる中、それに伴いバリが出にくい切削工具の普及も進む。加工後のバリ取りを無くすことで熟練技術者に依存しない体制や工程短縮を実現するほか、 […]

2025国際ロボット展 過去最多の出展者で産業ロボの新製品やAIの新技術が一堂 

15万人以上の来場者見込む 世界最大規模のロボットの専門展示会「2025国際ロボット展」(主催日本ロボット工業会・日刊工業新聞社)が12月3日に東京ビッグサイトで開幕する。出展者数は673社・団体と過去最多の規模で、来場 […]

トピックス

関連サイト