2026年1月5日(月)

テクノロジーセンターを新設 −ブラザー工業 –

加工テストやセミナーも

 ブラザー工業は10月19日、新ショールーム「ブラザーテクノロジーセンター」(写真)を同社刈谷工場敷地内(愛知県刈谷市野田町北地蔵山1‐5)に新設した。工作機械の展示台数を増やし、機械だけでなく周辺機器やファクトリーオートメーションに関する展示を行い、加工テストから自動化までソリューション提案を強化するほか、セミナーなども開く。施設は2階建てで、ショールームの面積は従来比約2・4倍の900㎡、建築面積は約1250㎡、延床面積は約2500㎡。現在の機械設置台数は10台で、最大20台設置できる。

 同社の工作機械のコンセプトは「速さ」だ。高い生産性を追求しながら、近年は小型マシニングセンタ「SPEEDIOシリーズ」として、大物ワークへの対応や複合加工、パレットチェンジャー搭載やローディングシステムなど多種多様なニーズに応えた機械をラインアップ。タッピングセンターも含め累計販売台数は15万台を超える。

 新ショールームは加工相談ほか、治具関係など加工に関連する細かな相談にも対応。さらに、セミナー施設も充実させ、大型セミナー室は最大112人収容でき、そのほか、42人収容できるセミナー室や応接室、VIPルームなども完備した。産業機器事業・執行役員の星真氏は「ショールームは機械の認知度や加工テストなど体感したもらう場として非常に重要」と話す。また、コロナ禍の状況に対し、ウェビナーやリモート相談・立ち合いにも対応。市場動向について星氏は「中国の自動車向けなど新型コロナウイルス後の経済復興が急速に強まっており、今年度は昨年度より上昇に転じる見通しだ」と、今後の機械需要の回復に期待を寄せた。

日本産機新聞 2020年12月5日

[ ニュース ][ 会社移転・新設 ][ 日本産機新聞 ][ 未分類 ] カテゴリの関連記事

どうなる2026年 メーカー5社新春座談会(前半)

人手不足や高齢化に商機 2025年の国内経済は自動車産業の回復の遅れや半導体市場の低迷などで厳しい局面が続いた。その中、製造現場は人手不足・技術者の高齢化が大きな課題となっており、現場の自動化/省人化、環境改善、技能伝承 […]

構造の変化に挑む年

「好きな言葉はいくつかあるが、今回『正々堂々』を掲げたのは私の生き方であるからです。進むべき道に迷ったときこそ、より積極的で、より困難な方を選ぶ。そして、物事を判断する際には、ただ一つの『本質』を見極めることを何より大切 […]

情報は未来を描くツール【現場考】

共有で終わらせず、先を考える 自分が所属する部や課、ひいては会社がどのような方向に進むのかという未来予想図を描くことは管理職の重要な業務の一つだ。ただ、これだけ先が読めない時代に未来を描き切るのは簡単なことではない。ある […]

トピックス

関連サイト