メカトロテックジャパン2025を主催するニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、052・732・2455)は6月5日、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で出展者向けの説明会を開き、今回の出展者数は524社・団体、小間数は […]
R&Dオフィスを開設京都機械工具
幅広い業種と連携
KTCの愛称で親しまれる京都機械工具は京都府相楽郡精華町にあるけいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)内に「けいはんなR&Dオフィス」を開設し、幅広い業種との交流や連携など研究開発の環境を整え、IoT関連ツールであるTRASASシリーズ強化など、ヒト作業のIoT化を進める。
R&Dオフィスが入所するKICKは研究開発を行う大学や企業が集う関西文化学術研究都市にあり、オープンイノベーションをテーマに産学連携や情報交流の場を積極的に展開している。同社の伊吹和彦常務はR&Dオフィス開設について「今後のTRASASの研究テーマは人によってバラツキのある作業レベルをどうやって同じ品質にできるかで、IoTやARなど最新技術による作業支援ツールの開発を進めている。KICKは様々な異業種が入所しており、我々もスマートエネルギーやICT分野で参画することで人材や情報交流の場として大きなメリットがある」と説明。また、施設内には大会議室もあり、社内教育や商品説明会の場として利用する考えを示した。
TRASASシリーズは工具や計測機器にセンシング技術を搭載し、測定データをパソコンに送信できるシステム。これまでトルク値を計測するトルクルをはじめ、自動車整備向けのタイヤデプスゲージやブレーキパッドゲージを発売したほか、e‐整備という点検記録簿の独自アプリケーションも開発し、手書きの多い整備現場のデジタル化を図り、IoTによって作業手順から作業記録までのトレーサビリティの向上につなげる。今年3月には鉄道車両向けに、日立製作所とコンテンツ作成などを手掛けるYAMAGATAと共同で、AR(拡張現実)技術を用いたボルト締結作業管理システムを発表するなど、工具開発に加え、新技術を用いたシステム開発にも注力している。
日本産機新聞 2020年4月20日
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自重1・58㎏の小型軽量化を実現 象印チェンブロック(大阪府大阪狭山市、072・365、7771)はこのほど、YAD型レバーホイストシリーズに新モデルの「YAD-25」を追加し、6月1日より発売した。定格重量250㎏で標 […]