2025年6月5日(木)

オリジナルロボをつくろう
コノエ

東大阪モノづくりICTクラブ

子供の発想力をカタチに

 東大阪モノづくりICTクラブ協議会(代表団体:コノエ)は11月24日、総務省の地域ICTクラブ地域実証事業の1つである東大阪モノづくりICTクラブの第5回目の講座を東大阪市文化創造館で開いた。テーマは「オリジナルロボットをつくろう」で、子供たちが発想したロボットをカタチにするため、普段ものづくりに携わっているプロの大人たちが加わり、4つのチームに分かれて、思い描いたロボットづくりに励んだ。

 地域ICTクラブとは、子供たちがIoTやAI時代を生き抜くために必要なプログラミングなどICTを楽しく学ぶために、地域の住民や企業も参画して、新時代の絆を創るための仕組みを構築していく取り組み。モノづくりのまち東大阪では、ものづくり企業やロボット産業の企業が連携し、モノづくりとICTを組み合わせた学びの場を提供。講座では子供たちが考えたロボット案をもとに、段ボールなどを使ってモノづくりを学ぶと同時に、モノを動かすためのプログラミングも学ぶ。子供たちが作ったロボットは、圧力センサを使って靴がきれいに並べているかを確認するものや、ストレス解消を目的に人形に距離センサや圧力センサを付け、人が近づくと音楽が鳴る「お助けロボット」、電気の消し忘れを解消するために距離センサを備えた風呂場をイメージした「電気自動消しロボット」、スマホで操作しながら、ルンバのようにゴミを清掃していく「お掃除ロボット」などで、それぞれのロボットの特色を披露し、見守っていた大人から歓声が上がった。

 東大阪モノづくりICTクラブ協議会はコノエほか、i‐RooBO Network Forum、エンジンズ、ハック、BCC、東大阪市などが参加している。

 

日本産機新聞 2020年02月05日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

気づき力を高める②【現場考】

精一杯の準備と検証を 前々回(4月20日号)の「現場考」では、能力の一つとして「気づき力」が大切だと述べた。そのために失敗や緊張する経験を積んでもらうことが必要とした。今回は経験をどう活かせば、もっと「気づき力」を高めら […]

日伝 26年度売上高1500億円に向け着々

DXやサステナビリティ強化 日伝(大阪市中央区、06・7637・7000)は5月9日、帝国ホテル大阪(大阪市北区)で2025年度の事業方針説明会を開催した。仕入れ先メーカーら約200人が出席し、24年4月からスタートして […]

オーエスジーダイヤモンドツール 新カタログと教科書を発刊

オーエスジーダイヤモンドツール 新カタログと教科書を発刊

オーエスジーダイヤモンドツール(滋賀県高島市、0740・22・2415)が、ダイヤモンド切削工具「N‐BRAND」の新カタログ・Vol4を5月に発刊した。 「手に取りやすく、使いやすい」ダイヤモンド切削工具を目指して、異 […]

トピックス

関連サイト