山善は、経済的な理由等により、修学困難な学生をサポートすることを目的として、「公益信託山本猛夫記念奨学基金」を1992年に設立し、委託者として支援。今年度は新たに4名の学生が新規奨学生として認定され、11月17日に認定書 […]
ミストやヒュームを可視化
アマノ
検証サービス開始

アマノ(横浜市港北区、045-401-1441)は今年5月から、空気中のミストやヒュームなどの微粒子を可視化する検証サービスを開始した(写真)。リアルタイムで微粒子の挙動が把握でき、ミストコレクタや集塵フードの取り付けなど改善策の提案につなげることができる。
独自の性能を備えたレーザ光源と高感度カメラ技術によって微粒子を可視化する。レーザ光を照射することで発生する微粒子の散乱光を高感度カメラで撮影し画像処理することによって解析が可能。今まで目に見えなかった微粒子の発生するタイミングや動きがリアルタイムで把握できる。また、高感度技術を活用しているため、室内を暗くすることなく、通常の明るさで運用できることも特長だ。
「今までは予測することしかできなかったが、実際の状態が分かるようになるため、より有効な対策を提案することができる」(環境事業本部の坂本恭成氏)。同サービスを活用し、製品の評価や設備や生産ラインの検証、歩留まりの改善などに貢献する。また、ミストコレクタなど同社製品の提案にもつなげる考え。
同サービスは、同社のグループ会社で環境測定などを手掛ける環境衛生研究所(静岡県浜松市、053-484-1475)が提供する。現状はクリーンルームでの実績が多いが、今後は幅広い製造現場にPRしていく。
日本産機新聞 2019年11月20日
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