2025年11月1日(土)

難削向け材種追加
タンガロイ

高能率な旋削工具

 タンガロイはこのほど、高能率な加工と経済性に優れた旋削工具「ターン・テン・フィード」に、耐熱合金やステンレス鋼向けの材種「AH8015」を追加した。

 同製品は、両面10コーナ仕様で経済性に優れる一方、中~重切削に適した専用のチップブレーカを採用し、高い切りくず排出性で安定した加工を実現。刃先に設けたワイパー仕様で、最大送り2㎜/revの高送りなど、高能率な加工ができる。

 また、ホルダには、最大7㎜の高切込みができるタイプと、最大送り2㎜の高送りタイプをそろえている。追加した「AH8015」はAl積層皮膜技術の採用で、高い耐摩耗性と耐欠損性を両立した材種。耐熱合金やステンレス鋼などの難削材に適しており、これまで以上に幅広い加工に対応する。

日本産機新聞 2019年11月20日

[ 切削工具 ][ 日本産機新聞 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

小林機械「中古市場の需要を掴む」【特集:激動の時代に挑む販売店】

「中古機械や古い機械を大事に使うのがカッコよくないですか」—。あるユーザーの若い技術者の言葉だ。中古機械はコストの優位性に注目されることが多いが、最近ではSDGs(持続可能な開発目標)の観点から「機械を大事に使いたい」と […]

小松鋼機「RPAで業務を自動化」【特集:激動の時代に挑む販売店】

人は高付加価値の仕事に/販売も力、製造業のDX後押し 1カ月分の納品データをウェブサーバーから、仕入データを基幹システムから抽出する。数百枚ものそれらを照合し仕入データと請求の金額に差異が無いか確かめる。毎月決めた日時に […]

精工産業「測定の立ち上げ迅速化支援」【特集:激動の時代に挑む販売店】

測定受託で需要開拓/新規の契機にも 機械工具や非鉄金属を扱う精工産業は今年7月、ユーザーの測定業務などを請け負う「計測技術室」を立ち上げた。協力先工場の測定業務の負担軽減を目的に開始したが、新規開拓の契機や、ユーザーの測 […]

トピックス

関連サイト