内需は自動車の不調続く 日本工作機械工業会(日工会、坂元繁友会長・芝浦機械社長)はこのほど、2025年9月の工作機械受注額が前年同月比11%増の1391億4600万円になったと発表。7カ月連続で1200億円を超えた。 内 […]
2倍の長寿命を実現
不二越
アクアREVOドリルオイルホール
独自の内部給油穴

不二越はこのほど、他社製に比べ2倍の長寿命を可能にした、内部給油式の超硬ドリル「アクアREVOドリル オイルホール」の販売を開始した。独自の給油穴形状を採用したことなどにより、長寿命と高い加工性能を実現。近年増加する難削材を中心に幅広い被削材に対応し、初年度には5億円、3年後には年間15億円の売上を目指す。
新たに開発した独自形状のオイルホール「REVOPowerCooler」は、内部給油の吐出量を従来比で2倍にした。切削油の流量と流速を増やし、最適化させたことで、高い冷却性、潤滑性、切りくず排出量を実現。他社製に比べ、2倍の長寿命化を可能にした。
耐摩耗性と耐酸化性に優れたコーティングを採用し、高速切削や高送り加工でも高い加工性能を確保した。
高硬度材やステンレス、チタン合金、耐熱合金などの難削材から一般鋼まで、あらゆる材質に対応する。サイズはφ3〜φ16で、3D・5D・8Dに対応し、全393寸法をそろえた。
不二越は昨年、素材、形状、コーティングを全面刷新した超硬ドリル「アクアREVOドリル」を発表。今回の新製品はそれに続くもので、ランナップを広げることで、生産性向上とコスト削減の提案を強化する。
日本産機新聞 2019年9月5日
期初予想から0・8%減の4802億円 日本機械工具工業会(佐橋稔之会長・住友電気工業常務)は2025年度の生産額見通しを6月に発表した期初予想から0・8%減の4802億円(前年度比1・7%増)に下方修正した。前年度比では […]
自動化需要さらに増加 機械工具上場商社の2025年4—9月期決算(トラスコ中山、フルサト・マルカホールディングスは1—9月期、NaITOは3—8月期)が出揃った。自動車の設備投資が依然として鈍いが、人手不足を背景に増加す […]






